【ネギマガ】反原発団体が週末のデモに『初音ミク』を使うとツイート 初音ミクは政治利用でNG?
反原発団体が今週末に行われる官邸デモに「遂に初音ミクが参加」とツイート。そのツイートがきっかけでちょっとした騒ぎになっている。そもそも初音ミクは政治利用が可能なのだろうか? 過去に民主党が初音ミクを起用し党のプロモーションビデオを作ろうとしたのだが、『VOCALOID』を開発しているクリプトン・フューチャー・メディアは「一部の政治団体のための利用はNG」とコメント。いわゆるキャラクターとしての初音ミクを使うのはNGなのである。しかし初音ミクの音源を使うのは大丈夫なようで、「初音ミク」という名前を出さなければよいようだ。
今回ツイートされた内容に関してはどうだろうか。そのツイートの一部が次のようなものだ。
“今週末の官邸デモには遂に初音ミクが参加、「たかが電気」スピーチも披露予定です。もしかしたら「私の代わりならいくらでもいる 」くらいは言ってくれるかもしれません。なお、当日は「官邸前で 会える」アイドル、KTM48のお披露目も。”
ツイートを見る限りは「初音ミク」と名前を出してしまっており、クリプトン社が禁止している政治的利用に触れている。ファンもこうしたプロパガンダにキャラクターが使われるのは、よく思わないだろう。
実はこのツイートはネタだったらしく後ほど「虚構新聞の気持ちがわかってしまった(笑) 」とツイートしている。元々本気だったが焦って冗談としたのか、最初から冗談だったのかは分からないが、『虚構新聞』のように嘘と分かるような表記が欲しかったものだ。そんなにも人を集めたければ政治利用が可能なキャラクターを自ら作れば良いのに。
ところでツイート内の“KTM48”ってなんだろうか。検索しても風俗店しか出てこないのだが。
※画像は『Twitter』より引用。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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