家庭菜園が寂しくなる冬だからこそ! 水耕栽培向きの野菜3選
冬の家庭菜園では育てられる野菜が限られ、温暖な気候のときよりハードルが高めです。
だからこそ、暖房のきいた室内で、野菜の水耕栽培にチャレンジしてみませんか?
無農薬で安心&土いらずで手軽 野菜の水耕栽培に向く品種3選
水耕栽培とは「土を使わない栽培方法」だから、面倒な土づくりもなし!
しかも、農薬を使わなくても育てられます。
ビギナーでも育てやすい野菜3品種をご紹介します。
ニンジン
© PIXTA水耕栽培って大変そう!」という方には、まずは最も手軽な方法を伝授します。
料理の際、あまったニンジンのヘタの部分を、水を入れた平皿に置いておくだけ!
コツは、日当たりのよい室内に置く&毎日水を取り替えること。
1週間ほどでやわらかい新芽が出てくるので、サラダや炒め物にどうぞ。
上手に管理すれば、何度か摘み取れます。
ダイコンのヘタも同じ方法で、葉を収穫できます。お味噌汁の実などに最適です。
そのほか、チンゲンサイやネギ、根ミツバ、セロリ、レタスの根元は、水に差しておくだけで、同じように新芽を収穫できます。
可愛いコップやお皿で栽培すれば、「食べられるグリーンインテリア」にも!
ニンニク
© PIXTAぜひチャレンジしたいのが、ニンニクの水耕栽培です。
ニンニクは、スーパーの食品売り場で販売されているものでOK。
一つひとつばらして皮をむき、根の部分が下になるようにコップや平皿に入れます。
根の部分が浸るくらいに水をはって、日当たりのよい場所におき、毎日水を取り換えましょう。
やがて、小さな芽は出てくるので、そのまま素揚げや天ぷら、炒め物にして食卓へ!
伸びた分だけ芽をカットし、料理に使うのもGOOD。
キッチンで放置されたまま芽が出てしまったニンニクも、ちゃんと水を与えることで同じように育てられます。
ニンニクの仲間のタマネギも、水耕栽培向きの野菜です。
広口のガラス瓶やコップの上にタマネギを置き、根がつかる程度の水をはります。
ヒヤシンスの水耕栽培のように、長く白い根を伸ばし、芽もぐんぐん育ってと、成長の様子を観察するのも楽しい!
ほどよい大きさに育ったら葉をカットし、薬味に、炒め物に大活躍です。
2~3回は収穫できますよ。
ブロッコリースプラウト
© PIXTA健康野菜として知られるブロッコリー。
その新芽であるブロッコリースプラウトは、「天然のサプリメント」と呼ばれるほど栄養豊富です。
専用のスプラウトを育てるキットもありますが、豆腐のパックやプラスチックの保蔵容器、お気に入りのマグカップなどでも作れます。
ブロッコリースプラウトのタネを一晩水につけておき、水面に浮いた種を取り除きます。
容器の底に湿らせたスポンジやキッチンペーパーを敷き、タネを重ならないようにまきましょう。
その後、容器の上にはアルミホイルや新聞紙をかぶせて、遮光するのがポイント。
朝晩2回、霧吹きで水を与えれば1~2日で発芽します。
発芽したらアルミホイルや新聞紙を取り去り、日当たりのよい窓辺に移動させ、水切れしないように管理しましょう。
水は毎日変えて、雑菌やカビが発生しないように注意してください。
1週間~10日で収穫できます。
カイワレやガーデンクレスなど、そのほかのスプラウトのタネでも同様に育てられますよ。
野菜づくりビギナーの方も、気軽にチャレンジできる水耕栽培。
ぜひお好みの野菜でお試しを!
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