初日満員御礼! 『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s』レポート
7月14日、新宿ミラノ1にて『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s』の初日舞台挨拶が行われた。『魔法少女リリカルなのは』とは、2004年から2007年にかけて放映されたテレビアニメ作品シリーズである。劇場版としては2010年1月に公開された『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』に続く2年半ぶりで、今作が2作目。
簡単なあらすじは、小学3年生の少女「高町なのは」、前作で敵対していた同い年の少女「フェイト・テスタロッサ」、そしてもう一人の同級生「八神はやて」の3名の主人公と、「闇の書」を巡って対立する3人の少女たちとの応酬。そして、その果てに……といったところだ。
この日、朝の7時30分から第一回目の上映があったにも関わらず満員御礼、さらに参加した2回目の上映前舞台挨拶では立ち見が出るほどの盛況っぷりであった。それもそのはず、本日の舞台挨拶では『リリカルなのは』ファンならずとも注目してしまう豪華な10名のキャストが勢揃いしたのである。
早速だが、豪華声優陣を挨拶と共に紹介していこう。
10名のキャストによる舞台挨拶
高町なのは役/田村ゆかりさん
「みんな男の子だけど、今日は泣いてもいいんだよ?」フェイト・テスタロッサ役/水樹奈々さん
「心がグーッと熱くなります。そして友達をぎゅーってしたくなります!」八神はやて役/植田佳奈さん
「ヴォルケン一同、すごく楽しく、切なく、時に熱く全編がんばっております!」シグナム役/清水香里さん
「みなさん、ヴォルケンリッターは好きかー!」ヴィータ役/真田アサミさん
「ほんとにすごい最初から圧倒されるというか、のめり込める作品です!」シャマル役/柚木涼香さん
「『A’s』がついに劇場版になりました。2時間半という長編で私たちが活躍出来ることが本当に嬉しいです。」ザフィーラ役/一条和矢さん
「ワンコ言うな!150分という長い時間ですが、気持ちの上ではすぐ過ぎちゃいます。46歳のおっちゃんがダーっと涙流しちゃう作品。」闇の書の意志役/小林沙苗さん
「また主はやてを思うことができて幸せです。バトルのスピード感がすごいので心して見て欲しい。」リンディ・ハラオウン役/久川綾さん
「緑茶に何個砂糖入れるのかなとかツッコミたいところもあるけど(笑)本編の素晴らしいお話を楽しみながらクロノの成長ぶりも見て欲しい。」クロノ・ハラオウン役/高橋美佳子さん
「みなさん、お待たせしました!その待ってた分を飛び越えてしまうようなパワーがあって、いい意味で胃もたれするというか、どっと疲れる、熱く泣ける映画。」
圧倒的な2時間半! 「男泣き」しちゃいました。
舞台挨拶の後は本編の上映が行われた。開始10分で映像に圧倒されて少し涙ぐんでしまい「俺、疲れてるのかな……」という思いと同時に、150分後には大変なことになっているのではないかと心配になった。
映画は、舞台挨拶であった通りにバトルが熱く、そして友情にも厚く、最後まで気が抜けない作品であった。何度すれ違っても諦めないなのは、フェイトたちのかっこよさ、そして日常のかわいさのギャップに終始やられっぱなしだった。
『リリカルなのは』シリーズを初見の方もおられると思うが、映画の第一弾を観てからであればこの映画の魅力を楽しむことができる。そして、映画版をDVDで観たあとは大きなスクリーンで大活躍するなのは達を観たくなるに違いない!なお、会場には思想家であり小説家の東浩紀氏がご家族で来場されていた。上映終了後に直撃してみたところ、気持ちのいい笑顔で応答して頂いた。映画を観終えてとても満足気な様子がTwitterにも投稿されていたぞ。
今回の舞台挨拶は歌舞伎町からほど近い新宿ミラノ1で行われたのだが、隣のミラノ2でも上映しているといったように一つの劇場で一つの作品を同時に上映しているというので驚きである。2年半前には19館であった上映館数も約2.5倍の50館に増加しているので、お近くの映画館でご覧いただける方もぐーんと増えたはずだ。
なお、上映している映画館はこちらで見ることができるので要チェックだ。
THEATER:魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s 公式サイト
http://nanoha.com/theater.html
ネットで流行っているものを追いかけていたら、いつの間にかアニメ好きになっていました。 http://com.nicovideo.jp/community/co621
TwitterID: srbn
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