フランスに存在する訴訟されない無敵の車とは? 路駐し放題で人を轢いても文句言われない

フランスで希に見かけることが出来る緑のナンバープレート。記者がパリに旅行に行った際も凱旋門近くで運良く見かけることができた。それが上記の写真である。日本で緑のナンバープレートは事業用自動車という意味を指すが、フランスでは別の意味を持っている。

フランスで緑のナンバープレートの車は外交官所有の車にしか付けることができないのである。この車はとにかく特別扱いでやりたい放題である。例えば路上駐車しても罰金取られないし、有料駐車場に止めても無料で使うことができるのだ。
また誤って接触事故を起こしてしまっても、相手側はこの緑のナンバープレートの車に対して訴訟を起こすことができないという、少し理不尽な法律がある。それは車同士の接触事故だろうが相手が人だろうが同じ。

外交官がちょっと急いで信号無視して人を轢いてしまってもお構いなしなのである。そうそう信号無視ももちろん大丈夫。緑のナンバープレートの車に轢かれたり接触事故を起こされた側は泣き寝入りするしかないのだ。
とはいえそんな無茶な運転を普段からしているわけでは無いのでご安心を。

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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ソル

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