子どもから手書きの絵が届く「ぶうびんポスト」がユニーク / 実際に使った家族「データとして残せるのも嬉しい」
出張、旅行、急な外出、そして転勤。そんなシチュエーションで「ちょっと寂しい事」といえば、愛する子どもとのコミュニケーションが減るということ。
子どもとスマホで連絡をとっているという親もいるかと思うが、通話ができるタイミングは限られることがあるし、そもそもスマホを持たない子どもはLINEアカウントを持っていないので、メッセージのやり取りがあるとしても自宅にいる親経由。
離れている子どもとのコミュニケーションの機会を増やす、画期的でハートフルな未来的(?)なアイテムが非常にユニークだ。それは「ぶうびんポスト」というもので、ブタの顔がデザインされた謎の箱。子どもが文字や絵を紙に描いて「ぶうびんポスト」に入れれば、その画像が設定したLINEアカウントに届くのだ。
「ぶうびんポスト」はユニークな豚のデザインをしているものの、実は最先端技術によって誕生したハイテクノロジー機器。紙をブタの口部分に入れ、ブタの鼻部分を押すと「ぶぅ~!」という鳴き声とともに紙が吸い込まれ、内部のスキャナーが紙に描かれたものを読み取る。その画像が指定されたLINEアカウントに届くシステムなのだ。
つまり、遠く離れた場所にいるママ、パパ、おばあちゃん、おじいちゃん、あらゆる家族のLINEアカウントに、子どものメッセージを絵として送れるわけだ。もちろん子どもと離れていなくとも、日常的に頻繁に使用しても楽しい。LINEの文字やスタンプではなく、まさに子どもが描いた文字や絵が届くのだから、嬉しくない親はいない。
東京都在住で「ぶうびんポスト」のモニターをした家族は、子どもから思いが込められた画像が届くのが嬉しいだけでなく、子どももブタがムシャムシャと紙を食べてくれるシーンが楽しくて仕方がないようだ。
色鉛筆などで描いたカラーの絵を送れるし、かなり鮮明な画像が届くのも良い点のようである。さらに、画像はLINEに残るし、スマホのストレージに画像保存すれば子どもの絵をデータとして残しておけるのも魅力的とのこと。
そもそも、子どもはスマホを持っていないことが多いし、LINEアカウントも持っていないことが大半だと思われる。スマホやLINEアカウントを持たせることに不安がある親もいるだろうが、「ぶうぴんポスト」からのコミュニケーションは子どもから親への一方通行。子どもがスマホやLINEアカウントを持つ必要はない。ペアレントコントロールという視点でも、子どもから安全にメッセージを受け取れるのは安心だ。
インターネット上で調べてみると、「ぶうびんポスト」をモニターとして使った人たちからの評価は概ね良好のようである。「ぶうびんポスト」は、新たなコミュニケーションツールのひとつとして確立されていくかもしれない。
もっと詳しく読む: 子どもから手書きの絵が届く「ぶうびんポスト」がユニーク / 実際に使った家族「データとして残せるのも嬉しい」(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2019/12/20/communication-with-children/
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