ママライター直伝!親子で新幹線に乗るときのコツ

子どもと一緒に行く旅はにぎやかで楽しい一方、気をつけなければならないことが多いもの。小さなお子さんを列車旅デビューさせたい! 小学生のお子さんに旅を通して学んで欲しい! そんな方に役立つお話を、びゅうたびでおなじみのママライター、原あいみさんと豊岡真澄さんに聞いてみました。子連れ列車旅ならではのコツや楽しみ方が満載です!
【目次】
原あいみさん&長女(4歳)
赤ちゃん連れには「多目的室」が便利!
ベビーカーの置き場所を攻略するのも大切
原あいみ流「子どもを飽きさせないワザ」
列車旅だからこそ残せる、親子の思い出
豊岡真澄さん&長男(11歳)・長女(9歳)
「親子鉄」の列車旅は学びと感動がいっぱい
感動を共有できる家族の列車旅
親子で趣味と思い出を共有しよう!
※ライターのお子さんの年齢は取材時のものです。
原あいみさん&長女(4歳)
赤ちゃん連れには「多目的室」が便利!
びゅうたびでは、たびたびお子さんと列車旅の取材に行っていただいていますが、お子さんが初めて新幹線に乗ったのは何歳の時でしたか?
お子さんとの列車旅取材 (特急わかしお乗車時)
0歳の時から私の実家に帰省する際に乗っています。赤ちゃんの頃は、おむつ替えや授乳がありますし、泣いてしまうことも多くて……。ありがたいことに、新幹線には「多目的室」という個室があるので、子どもがぐずったらすぐに使っていましたね。
多目的ルームの一例 (提供:JR東日本)


ベビーカーの置き場所を攻略するのも大切




原あいみさんが愛用していたベビーカー

原あいみ流「子どもを飽きさせないワザ」






この「新幹線内の規制緩和」は4歳になった今でも有効で、普段は本数制限を設けているiPadの動画が見放題だったり、普段よりおやつを増量したりすると、ぐずらずに過ごしてくれます。
「パンを食べ放題」にした時の様子

あえて食べるのに時間がかかるものを選んでいました。たとえば、みかんをあげると30分はおとなしくしてくれていましたね。特に自分で剥けるようになったばかりの頃は、長い時間をかけて一生懸命剥いて食べることに集中していました。
原さんの絵日記

あとは、「新幹線の硬いアイス」としてお馴染みの「スジャータアイスクリーム」も使えます。1時間近くもかけて、一生懸命食べていてくれるので。
硬いアイスと格闘する様子

※一部の新幹線ではスジャータのアイスは販売終了しています。
列車旅だからこそ残せる、親子の思い出

子どもに静かにして欲しい時こそ、全力で向き合うようにしています。たとえば「コソコソ話で喋る遊び」をして静かにするよう誘導してあげるなど、子どもの遊びにしっかり付き合うようにしていますね。
おしぼりのシャカシャカ音に夢中!

豊岡真澄さん&長男(11歳)・長女(9歳)
「親子鉄」の列車旅は学びと感動がいっぱい

子どもたちが初めて新幹線に乗ったのは長男5歳、長女3歳の時ですね。長男は0歳の頃から大人向けの鉄道雑誌を読んだりして、ずっと新幹線に憧れていたので、初めてJR北陸新幹線のJR東京駅―JR上田駅間に乗車した時は感動していました。
新幹線デビュー時




感動を共有できる家族の列車旅
ところで、お子さんが大きくなるにつれて、親子列車旅の楽しみ方は変わってきましたか?
江ノ電1日乗車券で親子列車旅
長男は列車ファン歴=年齢なのですが、楽しみ方がどんどん変わってきています。最近では、長男が一眼レフデビューをしたので、車両がよく見える線路沿いに一緒に写真を撮りに行き、親子で盛り上がっています。
有楽町の東京交通会館から新幹線を撮影

口では「好きじゃない」と言うんですけど、列車の話をする時に「〇〇系」と言うんです。普通の女の子は列車のことを「系」では呼ばないので、影響はあると思います(笑)。それでも、JR北海道新幹線が開通した日の始発列車のチケットが取れた時には、約4時間半かけてJR新函館北斗駅まで一緒に旅してくれました。こういった記念日を親子で体験できたことは本当に良かったと思っています。
一番列車で新函館北斗へ


親子で趣味と思い出を共有しよう!


親子列車旅はこんなに楽しい!
原あいみさんが教えてくれた「お子さんが小さくてもご機嫌に過ごすコツ」と、豊岡真澄さんが教えてくれた「小学生のお子さんと列車を通して学んで楽しむ旅の秘訣」。
子どもと一緒に行く列車旅の参考にして、家族の思い出をたくさん作りましょう!
教えてくれたびゅうたびライター

原あいみ
イラストレーター、アートディレクター。3歳の娘を持つ、ワーキングマザー。難しいことをわかりやすく“マンガ”で伝えることが得意で、ママへの思いをマンガで伝える「B to M メッセンジャー」としても活動中。同僚のライター・りっつと共に、さまざまな「ママ友旅」にチャレンジしている。近著に絵本『やだもん やだもん にこちゃん やー』『やるもん やるもん にこちゃんがやる!』(ポプラ社)など。自身の妊活体験をマンガにした「運命のたまごはどこへ?」が、ムック「赤ちゃんが欲しい(主婦の友社)」2017冬号?2018年秋号にて連載。株式会社京田クリエーション・東京オフィス所属。
Instagram:https://www.instagram.com/aimihara/?hl=ja
くたくた日報:http://tokyo.kyoda.co.jp/author/AIMI/


豊岡真澄
1983年、埼玉県生まれ。元ホリプロ所属。マネージャーの影響で鉄道に目覚め、造詣の深さから鉄道アイドルの先駆け的存在となる。2008年に結婚。引退後は鉄道文化人として活動している。
Twitter:https://twitter.com/masumin147
豊岡真澄の連心通心https://ameblo.jp/masumi-toyooka/

掲載情報は2019年12月4日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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