これ1台で撮影、鑑賞、編集をすべてサポート 100型投影可能プロジェクター搭載NXCAMカムコーダー ソニー『HXR-NX30J』
これから夏本番。海や山、観光地などでカメラの出番が増える季節になってきた。最近のハンデイカメラは低価格で高性能の商品が増えてきており、中には「もう少し良い物が欲しい!」「見た目が重要」と言う方もいるのでは。そこで紹介したいのがソニーから発売されている『HXR-NX30J』である。空間光学手ぶれ補正や、100型まで対応しているプロジェクター、ナイトショットなど様々な機能がこの1台に集約されている。プライベート撮影はもちろん、『ニコニコ生放送』や『Ustream』放送にもコレ1台あればハイクオリティな映像が作れるのだ。
歩きながらでも撮れる!空間光学手ブレ補正
動画を撮影し、あとで見なおした際に手ブレでピントがずれまくりで、見ていて頭が痛くなる、などせっかくの思い出が台なしになってしまった方も多いと思う。本製品は“空間光学手ぶれ補正”を搭載しており、今までの製品とは比べ物にならない安定感で撮影できる。空間手ブレ補正とは、レンズからイメージセンサーまでで構成されるレンズユニット(鏡筒)全体を稼働させることで手ブレを補正、なおかつワイドからテレまですべての撮影範囲で強力な手ブレ補正を発揮する。手ブレの影響が大きい歩行中やズームアップ時にも安定した映像が撮れるのだ。
さらにブレを補正する『FIXED SHOTモード』も搭載している。レンズユニットの可動範囲を最大限に拡げ、手ブレ補正効果を最大限にする。三脚を使用せず手持ちで長時間構図を固定したい場合に最高の能力を発揮することができる。本体上面のボタンで簡単に設定が可能。
取り外し可能なXLRマイクアダプター付属
内蔵マイクやマイク端子に加えて、業務用マイクを使用するための取り外し可能なXLRアダプターが付属されている。ガジェ通一のカメラ好きのひげおやじをもってして「これいいな。これだけでも欲しい」と言わしめた。録音レベル、音源レベル(0/10/20dB)、風音低減の設定ができ、コンデンサー・マイクにファンタム電源供給も可能である。また、音声記録形式は、ドルビーデジタルだけではなく高音質なリニアPCM(48kHz/16bit)にも対応している。
INPUTが2系統あるので、ひとつはコンデンサー、もうひとつはピンマイクなどにすることも可能である。
100型まで対応プロジェクター
本体に最大100型までの投影が可能なプロジェクターを内蔵。外部モニターがない環境でも、大人数で撮影したクリップの確認が可能である。今撮った映像をすぐにその場にいる全員で見ることができるのはひとつの楽しみでもあり、これだけでひとつのイベントにもできる。また、本機で録画したデータを編集、外部記録製品に保存することも可能だ。
・プロジェクターの主な仕様
明るさ:最大20ルーメン
画面サイズ:10~100型
連続投影可能時間:約3時間25分(付属バッテリー使用時)
解像度(出力):640×360
東映距離:約0.5~5m
多様な付属品
製品を購入すると一緒に下記の付属品がついてくる。他に何もいらないくらいだ。
ACアダプター(AC-L200C/D)、電源コード、リチャージブルバッテリーパック(NP-FV70)、マイク(ECM-XM11)、ワイドスクリーン、XLRアダプター、レンズフード、USB接続サポートケーブル、A/V接続ケーブル、USBアダプターケーブル(外部HDD用)、ワイヤレスリモコン、ステップダウンリング(52mm→37mm)、HDMIケーブル、取扱説明書、アプリケーションソフトウェア
まさにいたれりつくせりな付属品である。
これからのレジャーシーズンにはもちろん、インターネットで配信している人にも注目の一品である。
HXR-NX30J 製品ページ
[主な仕様]
・システム
ビデオ記録方式
HD画質:MPEG-4 AVC/H.264 AVCHD規格 Ver.2.0準拠
SD画質:MPEG-2 PS
音声記録方式
リニアPCM 2ch(48kHz 16bit)
ドルビーデジタル2ch(48kHz 16bit)
静止画記録方式 JPEG(DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.3,MPF baseline準拠)
記録メディア
内蔵メモリー(96GB)
メモリースティックPROデュオ(Mark2のみ)
メモリースティックPRO-HGデュオ
SD/SDHCメモリーカード(Class4以上を推奨)
映像素子
1/2.88型…“ExmorR”CMOSイメージセンサー
総画素数…665万画素
記録画素数…静止画時:最大2,410万画素相当
ビューファインダー
画面サイズ:0.5cm(0.2型、4:3)カラーのみ
総ドット数:20.2万ドット相当
液晶モニター
画面サイズ:7.5cm(3.0型、16:9)
総ドット数:(横×縦):92.1万ドット(1,920×480)
ズームレンズ
カールツァイス「バリオ・ゾナーT」
ズーム10倍(光学)、17倍(エクステンデット時)、120倍(デジタル)
f=3.8-38mm、35mm 換算では26.0-260mm(16:9)、31.8mm-318mm(4:3)
・インタフェース
メモリーカードスロット
“メモリースティックPROデュオ”、SD/SDHC/SDXCメモリーカード兼用
HDMI OUT端子 HDMIミニコネクター
A/Vリモート端子 アナログステレオ出力、コンポジットビデオ出力
ヘッドフォン端子 ステレオミニジャック(Φ3.5mm)×1
マイク入力端子 ステレオミニジャック(Φ3.5mm)×1
USB端子 TypeA×1(給電対応)、mini-AB×1
INPUT1/INPUT2端子
XLRタイプ3ピン(凹)×2
ゲーム、スロット関係で記事を書かせていただいております。生放送があればそちらも手伝ったりしてます。むしろ最近はそっちがメインです。何卒よろしくお願い致します。
ウェブサイト: http://com.nicovideo.jp/community/co131376
TwitterID: oshinopepe
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。