20周年記念の特別なJAL“嵐JET”に松本潤から感謝! メンバーでハワイJET遭遇や15周年ハワイコンサートの裏話も[発表会レポ]

9月からJALに初導入されたエアバスA350-900型機(以下、A350)の就航を記念し、2010年から同社の国内線のCMキャラクターを務める「嵐」を機体に描いた特別塗装機「20th ARASHI THANKS JET」が11月26日より運航開始! 前日の25日にお披露目発表会が行われ、嵐の松本潤さんが登壇しました!

JALは国内線のCMキャラクターに嵐を起用し、今年で10年目となります。嵐が2019年11月にCDデビュー20周年を迎えたことを記念し、JALは2009年より共に国内線を盛り上げる嵐への感謝の気持ちを込め、「20th ARASHI THANKS JET」を発表。

デザインは、嵐メンバー5人の表情が並び、機体の左側には、さらなる未来を見据えた現在の嵐メンバーの表情をモノクロで配置、機体の右側には、2010年の嵐JET初号機の嵐メンバーの表情がカラーで配置されています。さらに、嵐5人のイメージカラーをあしらったオリジナルのA350ロゴを盛り込んでいます。

「僕たち嵐から、ファンのみなさんに20年の感謝を」

嵐JETは今回で6代目! 日本航空 国内路線事業本部長 本田俊介氏は、「今までの嵐JETと少し違う特別な想いがあり、9年間の嵐との想いがある。日本航空から感謝を込めて嵐のために作った」と語りました。

JALと嵐との関係が始まったのは9年前。嵐が国立競技場コンサート、5大ドームコンサート、紅白出場などを果たし、ちょうどブレイクしたタイミング。一方、JALは経営破綻を経験し、再生へ奮起する厳しい時期。再生にあたり嵐の力が借りられたらみんな元気が出るのではないか、という思いで嵐との関係が始まったと言います。

そして、早期購入で割引になる「先得キャンペーン」のプロモーションにも嵐を起用し、みんなで日本全国に行って日本を元気にしていこう!というテーマでCMを展開。嵐が行くところは観光地になるなど、日本を元気にするため、災害時には被災地を応援する観光PRも兼ねて一緒に取り組んできたと語り、「我々は嵐に感謝の気持ちを込めて今回の嵐JETを贈りたい。これからも日本の空を元気に」と挨拶しました。

新しい特別塗装機を見た松本さんは、「デカイですね!そして、機体もカッコいい。羽やエンジンの感じ含めて、新しいですね。興奮してます」とコメント。機体タイトルについて、「僕たち嵐から、ファンのみなさんに20年の感謝を。そして、JALをご利用いただいているお客様に感謝の気持ちを込めて、このタイトルにさせていただきました」と語りました。

嵐ハワイJETに偶然遭遇!嵐メンバーで記念撮影

松本さんは、配置されている9年前の自分やメンバーの顔を見て、「やっぱり大人っぽくなったんじゃないですか(笑)? 若いですね、こうやって一番最初の頃の顔を見ると。あとはやっぱり一番最初にJALさんにお世話になってCMに出させてもらうようになって、まさか自分たちの顔が機体に描いてもらえるなんてことは想像していなかったので、『そんなことって……!』と一番最初の頃に思ったのを思い返しますね。また、最初の顔と今の顔を機体の両面に入れる話を『ぜひ、そうしたいんだ』と伺ったときにJALさんの愛情を感じましたね。本当にありがとうございます」と、感慨深げに目の前の模型を眺める場面も。

本田本部長は、「嵐の方々と(プロモーションを)やらせていただいたというのが、本当に社員の励みになったんです。相葉さんが言っていましたけど、JALの飛行機に乗ると、客室乗務員から『ありがとうございます』と言われると言っていて、それだけ社員が勇気づけられたんですよね」と述べました。

また、歴代の嵐JETの中で思い入れのある塗装機について尋ねられると、「2015年のリーダー(大野智さん)が描いたやつは覚えていますね。一番最初のやつはびっくりしましたし、あと、(今年5月から運航中の)ハワイJET! この間、嵐で仕事でロスに行っていたときに、たまたま僕らが東京に帰ってくる便の隣に関空行きの飛行機があって、それがたまたま嵐JETで! それで、みんなでそこで写真撮って(笑)。わあ、って言って見てました。すごくラッキーでした。嬉しかったですね」と、偶然遭遇した嵐JETとの微笑ましいエピソードが語られました。

15周年ハワイコンサートの運搬でもJALに助けられた

「あとは、僕ら15周年のときにハワイでライブをやらせていただいて、そのときはJALさんにとてもお世話になったんですよ。コンサートの機材がたくさんありますので、それをどういう風に運ぶかといって、もちろん船でも運んだんですけど、それだけで追いつかないところをJALさんが機体に荷物を積めるスペースが余っているときに、常に荷物を運んでくださって、それで僕らコンサートが実現したという、本当にハワイでやらせていただいたライブは、JALさんのおかげです、本当に。改めて感謝を申し上げます。ありがとうございました」といった、嵐のコンサート演出を手掛けている松本さんらしい裏話も飛び出しました。

嵐JET初号機に思い入れがあるという本田本部長は、「(機体が)『僕の見ている風景』のアルバムデザインですよね。その1曲めに入っている『movin’ on』が、当時我々のCMに楽曲提供していただいた曲なんです」と語ると、松本さんも「僕も『movin’ on』を聴くと、JALのCMのイメージがあります。JALのCMをテーマに歌詞を書いたわけではないとは思うんですけど、すごくあのCMにピッタリの楽曲になったな、と結果的に思っています」と振り返りました。

また、「次の20年後はどんな自分になっていたい?」の質問に、松本さんは「難しいですね。20年って僕は相当長かったので。だって20年後、僕は56歳ですから。もう還暦ちょっと前ですよ。今僕の周りにいる仲良くさせて頂いている方々に、もうすぐ還暦くらいの人がいるので、その人達の年代かと思うと全然想像がつかない。歌って踊ってますかねぇ……。それには医療の発展しかないんじゃないですかね(笑)。なんとかして進んでいただきたいと思いますけどね。もちろん自分でも努力できることはしたいと思いますし。でも、役者さんとか、それこそ歌舞伎俳優の方とか、お年を取られても踊ってらっしゃいますしね」と答えると、「松本さんなら歌って踊れていると思います」と本田本部長。松本さんは、「歌って踊れたら良いですけどね~。どうなんだろうね、全然想像もつかないですね」と笑顔で返していました。

お披露目イベントでは、JALグループスタッフと一緒に松本さんが嵐のメンバーカラーのTHANKSの気持ちを込めた紙飛行機を飛ばしました。

そして最後に松本さんは、「まず、20周年のタイミングを記念して、デカール機(塗装機)をまた作っていただけたことを本当に感謝しています、ありがとうございます。また嵐のファンの人たちはJALに乗ってくれると思うので、旅の思い出を嵐JETで作ってもらえたらいいな、と思っています。何より、さっき初めて僕は中に乗せていただいたんですけど、まぁ広い! 今まで以上に快適な空の旅を送れると思うので、ぜひA350お試しください」とメッセージを届けました。

「20th ARASHI THANKS JET」
機材:アバスA350-900型機(機番:JA04XJ)
全長:66.8m/全高:17.05m/全幅:64.75m、標準座席数:369席
(ファーストクラス:12席/クラスJ:94席/普通席:263席)

就航路線:東京(羽田)=福岡線/札幌(新千歳)線
※2020年2月1日より東京(羽田)=沖縄(那覇)線へ運航路拡大予定
初便:2019年11月26日(火)
JAL503便 東京(羽田)発07:30 札幌(新千歳)着 09:00(予定)
就航期間:2019年11月26日(火)~2020年12月末頃まで運航予定

「20th ARASHI THANKS JET」就航記念キャンペーン

特別塗装機の就航を記念して、期間限定で搭乗キャンペーンを実施。

搭乗期間:2020年1月6日~3月8日
応募期間:2020年1月11日~3月13日
対象:期間中にJALグループ便に2回ご搭乗し、ご応募いただいた方
賞品(抽選):JALホームページにて12月中に発表予定
※その他、キャンペーン詳細についてはJAL Webサイトにて順次公開します。

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