【話題】松浦弥太郎と羽田圭介が「コーヒーと過ごす素晴らしき日常」を語る!

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2019年11月14日、コーヒーマシン売上世界一のデロンギ・ジャパン株式会社とカルチャー雑誌「BRUTUS」のコラボイベントが開催されました。人気エッセイストの松浦弥太郎さん、そして芥川賞作家の羽田圭介さんによる、一夜限りのスペシャルトークセッションの様子をお伝えします。

・「BRUTUS」小冊子にエッセイを掲載
デロンギ社と「BRUTUS」は、10月15日発売号にブックインブックという形でコラボしており、松浦さん、羽田さんともにコーヒーにまつわるエッセイを寄せています。まずは、その内容にかかわるお話からスタートしました。

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松浦さん、羽田さんともに、こどもの頃からコーヒーを飲んでいたという、コーヒー歴の長いおふたりですが、コーヒーとの出会い方は、まったく異なっていました。

・母との絆を深めるコーヒータイム
羽田さんは、幼稚園のころに自らの意思で缶コーヒーから飲みはじめたそうですが、松浦さんは、コーヒー好きのお母様に喫茶店へ連れられて、苦いコーヒーを「あなたも飲みなさい」と飲ませてもらっていたそう。

苦いコーヒーよりも、ジュースの方が飲みたい。こども時代の松浦さんにとって、苦くて熱いコーヒーを一杯飲むのにも時間がかかったそうですが、その喫茶店でコーヒーを飲みながら過ごす時間に、お母様がのんびりとリラックスしていたことが印象に残っていると言います。コーヒーの味より、時間というものがコーヒーの重要な要素だそう。

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現在はコーヒーが大好きで、80歳のお母様の介護をしながら、一緒に朝昼晩のコーヒータイムを楽しんでいるそう。松浦さんにとって、「コーヒーは、母と自分の仲を、良くしてくれるもの。ありがたく感じている」とのことでした。また、友達に遊びに来てもらい、「コーヒーでもてなす」という楽しみを持っているとのことでした。

・輝かしい未来を夢想しながら飲むコーヒータイム
松浦さんが、過去から現在まで、お母様との絆をより強く結ぶ役割としてのコーヒータイムを紹介した一方、羽田さんにとっては未来を夢想しながら飲むコーヒーが美味しい、と言います。

小説家でも、読書をたくさんなさるという羽田さん。お気に入りの椅子に座り、読書をしながらコーヒーを飲むのが好きだそう。「小説でも、欲望を喚起されるような俗っぽいものとコーヒーと相性がいい」とのこと。また、家をメインテーマに据えた「BRUTUS」の姉妹雑誌「CASA BRUTUS」の建築特集を眺めては、ロッキング・チェアに揺られながら「輝かしい未来を夢想しながら飲むコーヒーが、すごく美味しい」のだそう。

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もちろん、執筆のときもコーヒーを飲まれるそう。「長らく手動でコーヒーを淹れる原理主義者だった」、という羽田さん。朝起きてゴミ出しをして、体重を測って朝食を食べ、歯磨きをしたあとにコーヒーを自分で淹れて飲みながら執筆するというリズムがあったので、コーヒーマシンを使うことでこのリズムが壊れてしまうのでは、と危惧していたと言います。しかし、2ヶ月ほどデロンギのコーヒーマシンを使っていて、もはや手動ではコーヒーを淹れなくなっていると言います。

・日常のリズムを作るコーヒーマシン
松浦さん、羽田さんともに、文筆業を本職にされているため、日常的に執筆するためのリズム作りに、コーヒーが活躍しているという話題になりました。

羽田さんにとっては、歯を磨きながらコーヒーマシンのスイッチを入れて、コーヒーを作るという新しい習慣ができたそう。

これまで、時間を捻出してカフェに通っていたという松浦さんは、朝デロンギのコーヒーマシンのスイッチを入れて、マシンが自動で洗浄や加熱をしている音を耳で聞きながら、シャワーを浴びたり身支度を整えたころには、マシンがスタンバイできている状態。「ボタンを押せば自分の好きなコーヒーが飲めるので、罰が当たりそう」とまでおっしゃっていました。

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・コーヒーを飲みながら読む、おすすめの本
さらに、おふたりから、コーヒーを飲みながら読むのにおすすめの、ご自身の本のご紹介がありました。松浦さんは、『自分で考えて生きよう』(中央公論新社)が、短いストーリーなので、コーヒー1杯にちょうどいいとのこと。大好きな『星の王子さま』を、どのページでもいいので開いて、読むと、心が整うとお話していました。

羽田さんは『ポルシェ太郎』(河出書房新社)をおすすめしてくださいました。この小説は、起業して実質年収が1,500万円になった35歳の男が、ディーラーで見かけた1,500万円のポルシェを見て購入し、のちのちひどい目に遭うというストーリーだそう。羽田さんによれば、ポルシェもコーヒーも、生活に必ずしも必要なものではないものだけれど、それがないと自分の人間らしさが失われてしまうようなものだと語りました。

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ここで、松浦さんが大好きだという青山通り沿いのポルシェ・ディーラーの話になり、盛り上がりました。

しかし、脱線したところを司会の方が話題を戻す、という一幕がありました。

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・しっかりとした泡に感動するカプチーノ
お二人が使用している「デロンギ エレッタ カプチーノ トップ コンパクト全自動コーヒーマシンECAM45760B」(以下 エレッタ)についての感想を伺いました。カプチーノ派という松浦さんは、コーヒーカップを湯煎して温め、ミルクフォーマーで豆乳を泡立てていたため、全自動コーヒーマシンで本当に美味しいカプチーノができるのかと懐疑的だったと言います。しかし、「お店に行かなくて良くなってしまった」とのこと。ミルクのふわふわのクリーミーな状態を作るのが難しいそうですが、このエレッタではきめ細やかな泡が作れるそう。いろいろな設定があるため、さらに使い方を極めたいとお話していました。

羽田さんは、エレッタを使い始めた当初、今まで買っていなかったような豆を購入して違いを楽しんでいたそう。しかし、それまで手動で挽いて飲んでいた豆を飲んでみたところ、まったく味が違ったことに驚いたそう。「いままで全く甘みのなかった深煎の豆なのに、甘みが出ているのか不思議」と、逆に、豆にこだわらなくても美味しくなると話していました。

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また、会場で試飲したという新製品「デロンギ ディナミカ コンパクト全自動コーヒーマシンECAM35035W」(以下 ディナミカ)では、スペシャルティコーヒーを味わったそう。松浦さんと羽田さんが「雑味がない」と、絶賛されていました。

・エレッタのカプチーノを試飲
筆者も、松浦さんが繰り返し褒めていた「泡」を体験すべく、エレッタでカプチーノを試飲させてもらいました。たしかに、ふわふわの泡がしっかりと立っていて、紙コップの内側にくっついて、最後まで泡を飲み切ることができないほど。スプーンですくって、残さず味わいたかったです。コーヒーの味もしっかりと出ていて、食後に飲みたい一杯だと感じました。

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・渋谷BOOK LAB TOKYOで美味しくて優しいキャンペーン開始
本イベントの会場となった、渋谷道玄坂にあるBOOK LAB TOKYOにて、11月15日(水)から2週間、「エレッタ」と新製品「ディナミカ」で淹れたコーヒーを注文することができます。

1杯につき50円を預り金とし、同額をデロンギ社が合わせて、「令和元年台風第19号災害義援金」として寄付を行うキャンペーンを開始します。この機会に、ぜひ「エレッタ」と「ティナミカ」のコーヒーをお試ししてはいかがでしょうか?

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もっと詳しく読む: 松浦弥太郎と羽田圭介が「コーヒーと過ごす素晴らしき日常」を語る(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2019/11/18/delonghi_blutus/

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