アリシア・キーズ、2019年に続き2020年のグラミー賞の司会に決定

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アリシア・キーズ、2019年に続き2020年のグラミー賞の司会に決定

 アリシア・キーズが、2019年2月10日に開催された【第61回グラミー賞授賞式】初めて務めた司会が好評だったことを受け、2020年1月26日に開催予定の【第62回グラミー賞授賞式】で、司会を務めることが決定した。

 アリシアはグラミー賞授賞式で複数回司会を務めた女性はアリシアが3人目。女性アーティストとしては初だ。これまでにはエレン・デジェネレスが1996年と1997年、ロージー・オドネルが1999年と2000年に司会を担当。授賞式は1971年にテレビで生中継されるようになったが、この3人以外に司会を務めた女性はウーピー・ゴールドバーグ(1992年)とクイーン・ラティファ(2005年)だけだ。

 アリシアは「最初、昨年の司会は一度きりのものだと思っていたの。でもが再びチャンスが舞い込んでくると司会を務めることに迷いはなかった。昨年の授賞式は強烈な経験だったから。会場からも世界中からも愛を感じたの。そして音楽には人の心を癒し、人と人をつなく力があることがわかったわ」と、コメント。

 レコーディングアカデミーの初代社長でCEOのデボラ・デューガンは「グラミー賞の最優秀新人賞を受賞したときから司会を務めたときまで20年以上にわたって、アリシアは音楽界できらりと光る才能を見せてきました。昨年の授賞式では彼女の創造力が人の心をとらえてやまないことが証明されました。今年も授賞式で司会を務めることになり今からわくわくしています」とコメントしている。

 以前にも記事に書いたが、来年のグラミー賞授賞式の中継は長年エグゼクティブ・プロデューサーを務めてきたケネス・エールリッヒの最後のプロデュースになる。エールリッヒによるプロデュースは2020年で40回目になるが、その後は「レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン」のエグゼクティブ・プロヂューサーのベン・ウィンストンがプロデュースを務めることになっている。

 エールリッヒがプロデューサーまたはエグゼクティブ・プロデューサーを務めているあいだ、司会を務めた回数が最多なのはLL Cool Jの5回である。それ以外にはジョン・デンバーとギャリー・シャンドリングがそれぞれ4回司会を務めた。(デンバーはエールリッヒがプロデューサーになる1980年以前にも2度の司会経験がある。)これに続くのはビリー・クリスタルの3回で、ケニー・ロジャース、デジェネレス、オドネル、ジェイムス・コードん、そして今回のアリシアはそれぞれ2回だ。

 アリシアは2001年のデビュー作で受賞して以来、過去に15度のグラミー賞受賞歴をもつ。過去のグラミー賞司会者でアリシアより多くの受賞歴を持つのは、16度の受賞歴を持ち1981年に司会を務めたポール・サイモンだけだ。第62回グラミー賞のノミネート候補は11月20日に発表されることになっている。

◎番組情報
『生中継!第62回グラミー賞授賞式』※二カ国語版(同時通訳)
2020年1月27日(月)午前9:00~、WOWOWプライムにて生中継
出演者:ジョン・カビラ、ホラン千秋、小牧ユカ

『第62回グラミー賞授賞式』※字幕版
2020年1月27日(月)夜10:00~、WOWOWプライムにて放送

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