水を入れるだけでアッツアツ! おいしい戦闘食“ミリメシ”を食べてみた
軍隊や自衛隊で支給される携帯用保存食「ミリメシ」。カンパンやクッキー、缶詰の様な日持ちのする物が中心だった昔と比べて、現在は水と反応して発熱する素材を使って、簡単にアツアツの料理が出来上がる物が登場。
水を注ぐだけで、火を使わずに温かい食事がいつでもどこでも食べられるという事もあり、昨年の震災以降一般の家庭でも購入が増えているそうです。
今回は、22日(金)より公開がスタートした、米海軍0.5%の超エリート特殊部隊の活動と任務の実態を描いた映画『ネイビーシールズ』とコラボしている、「あつあつ防災ミリメシ 牛丼」を実食レポート。本当に水だけで、アツアツの料理が完成するのか試してみました!
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「ミリメシ」の箱を開けると入っているのは、ご飯、牛丼の具、水を熱する素材、ファイアレスサバイバルヒーター、トレイの5点。
袋状のファイアレスサバイバルヒーターに水を熱する素材を入れ、ご飯と牛丼の具をセット。水を130cc入れ、しっかりとチャックします。
しばらくすると、水の底からボコボコと気泡が。だんだん、熱し方も激しくなってきて、3分ほど経つとシューシューと白い湯気も出てきます。
水を入れただけで、ここまで湯気が! この状態で約20分待ちます。
湯気もようやく落ち着いてきたら、やけどに注意しながらご飯と牛丼の具を取り出します。
トレイにご飯と具をのせ、いざ実食。これは、予想事情に美味しいです! もっと、味が濃くてジャンクな味かと予想していたのですが、思いのほか優しい味。かといって、味が薄いとか無いというわけではなく、トロトロになったたまねぎと、お肉の食感もしっかりしていて、美味しい牛丼を楽しむ事が出来ました。
何より嬉しいのが、こんなに手軽でアツアツの牛丼が食べられるということ。火や、電気、道具も無い非常時にはとてもありがたい食事になりそうです。
「ミリメシ」には牛丼の他、カレー、中華丼、肉じゃがなどの種類も。
パンの缶詰など、そのままますぐに食べられる食材と水がセットになった「防災丸かじりセット」なんていう物も。本来は、自衛隊員の為に作られた「ミリメシ」ですが、災害や停電時などの緊急時に備えておくととても便利なアイテムだと言えるでしょう。
「ミリメシ」とコラボ中の映画『ネイビーシールズ』は現在好評公開中。
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