【東京おもちゃショー2012】永井豪と水木一郎も「ゼーット!」と祝福! 『マジンガーZ』40周年を記念して『DX超合金魂 マジンガーZ』を発表

【東京おもちゃショー2012】永井豪と水木一郎も「ゼーット!」と祝福! 『マジンガーZ』40周年を記念して『DX超合金魂 マジンガーZ』を発表

6月14日から17日にかけて東京国際展示場(ビッグサイト)で、日本最大のおもちゃの見本市『東京おもちゃショー2011』が開催されています。初日となる14日、バンダイは1972年に放送開始したテレビアニメ『マジンガーZ』の40周年記念として、『DX超合金魂 マジンガーZ』の発表会を会場ブースで開催しました。発表会には原作者の永井豪さんと主題歌を歌った水木一郎さんがゲスト出演、発売を祝福しました。

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『DX超合金魂 マジンガーZ』を発表

発表会では、まずバンダイの上野和典社長が登壇。同社で初めての『超合金』シリーズとなったマジンガーZの製品化を振り返り、新製品『DX超合金魂 マジンガーZ』を12月に世界でほぼ同時に発売することを発表しました。同製品はアメリカで開催される『Comic-Con』、フランスで開催される『JAPAN EXPO』などでも披露されるワールドツアーを行うことのこと。実は『マジンガーZ』、海外でも放送されて人気アニメになっているそうです。

内部メカを精密に再現 雑誌で見たアレです

『DX超合金魂 マジンガーZ』の特徴は、内部メカまで精密に再現されていること。子どものころ、雑誌で内部構造が図解されていたイメージそのままに、外装パーツを取り外して内部メカを見ることができます。

格納整備基地が付属

格納整備基地が付属。本体や外した外装をディスプレーできるほか、LEDライトで下からライトアップして楽しむこともできます。

発光やサウンドのギミック満載

本体には、サウンドや発光のギミックが満載。アニメ主題歌など3曲のほか、「ロケットパーンチ!」「パイルダーオ~ン!」といった主人公・兜甲児の声が、声優の石丸博也さんのボイスで再生されます。目からは“光子力ビーム”、胸からは“ブレストファイヤー”の発光をLEDライトで再現。これらを赤外線リモコンで操作できます。

発売は12月

気になる価格は3万6750円(税込み)。30~40代の男性をターゲットに、全世界で2013年3月末までに1万個の販売を見込んでいます。

永井豪さんが登壇

続いて漫画『マジンガーZ』の原作者である永井豪さんが登壇。創作のエピソードを披露しました。ロボットに人が乗り込むというアイデアは、車を運転中に渋滞にあった際に浮かんだとのこと。「人をどこに乗せるか?」と考えて「頭脳」にしたところ、「鉄人28号の3倍も大きくなってしまった」(永井さん)。そんな巨大ロボットの存在理由を考え、敵対する巨大ロボットと戦うというコンセプトが生まれたのだそう。「巨大ロボットに人間が搭乗する」という日本独自のコンセプトは、こうやって誕生したのですね。

海外での人気は、実際に訪れて実感しているそうです。スペインではバルセロナ近郊にファンが無断で作った等身大の像があるらしいのですが、永井さんが行こうとしたところ「無許可だから行ってはダメ」とダイナミックプロの社長に止められたエピソードを披露していました。

最初に『超合金』で製品化された際には、光や音声の仕掛けをリクエストしていたものの「高くて子どもたちが買えなくなります」と反対されたエピソードを披露。『DX超合金魂 マジンガーZ』で夢がかなったことを喜んでいました。永井さんは『DX超合金魂 マジンガーZ』の発売を記念して漫画の新エピソードを執筆中とのこと。どんな作品が発表されるのか、今から楽しみですね。

水木一郎さんミニライブ

次のゲストは水木一郎さん。主題歌を40年歌い続けてきた水木さんにとって、『マジンガーZ』は「人生ほとんどの作品」と語り、新製品の発売を祝福。エンディングテーマからオープニングテーマまで3曲をメドレーで歌うミニライブで、会場を沸かせました。フォトセッションでは永井さんと共に「ゼーット!」とポーズを決め、発表会は終了。アツい発表会で『おもちゃショー』の開幕を飾りました。

DX超合金魂 マジンガーZ
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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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