モテる人は収納上手? 整理された部屋にお呼ばれすると、ときめく人が続出!
日本ワークスが、東京23区に一人暮らし経験のある20代~30代男女819人を対象に、「理想の物件」に関するアンケート調査を実施した。その結果、異性を呼ぶときに、勝負を分けるカギとなるのが部屋の「収納」であることが分かった。さて、どんな対策をすればよいのだろうか。【今週の住活トピック】
「『理想の物件』に関するアンケート調査」を発表/日本ワークス
異性の部屋でときめいたり、がっかりしたポイントは?
調査結果は、意外とシンプルだった。
「異性の部屋」に入って、「ときめいたポイント」を聞くと、ダントツが、「きちんと整理整頓されている」(46.1%)だった。「異性の部屋でときめいたポイントを教えてください」(出典/日本ワークス「『理想の物件』に関するアンケート調査」より転載)
さらに、「異性の部屋」に入って、「がっかりしたポイント」を聞くと、こちらもTOPが、「収納ができていない」(31.5%)だった。「異性の部屋でがっかりしたポイントを教えてください」(出典/日本ワークス「『理想の物件』に関するアンケート調査」より転載)
つまり、異性の部屋でモノがきちんと収納されていない様子を見ると、異性そのものへの印象が悪くなり、きちんと収納できていると好感度がアップして「ときめく」というわけだ。
基本は「確認」・「処分」→「仕分け」→「収める」の繰り返し
ならば、「異性を部屋に招く際には、きちんとモノを収納すればよい」ことになる。
が、この収納が案外厄介なものなのだ。
かく言う筆者も収納下手だ。「収納ができてない」状態をつくるのが、むしろ上手だからだ。どういうことかというと、次の2つのことをいつもしてしまう。
(1)床にモノを広げる
(2)なんとなく分けて置いたモノの周辺に似たモノを溜める
だから、仕事部屋の床は足の踏み場が少なく、仕事場やリビングの机の上はモノであふれかえることになる。
そこで週に1回、散らばったパートごとに何の書類かを「確認」し、不要なものがあれば「処分」し、自分の分類ルールに沿ってそれらを「仕分け」、定めた場所に分類したものを「収める」ことをしている。「確認」と「処分」→「仕分け」→「収める」の繰り返しが、収納の基本だからだ。
その前提として、次のことを決めておく必要がある。
・分類ルールを決めておく
・分類したものを収める場所を決めておく
筆者の場合は、書類の整理が中心なので、ルールや収納場所を決めるのはそれほど難易度が高くないが、衣類や雑貨、家事道具などはどんどん増えていき、かさばって収納スペースが不足するので、難易度が高くなる。厄介なことだ。
「見せる収納」と「隠す収納」の使い分け
収納の専門家に取材してよく指摘されるのが、「見せる収納」と「隠す収納」だ。
マイホーム購入者のお宅を訪問した際にも、モノを見せるように収納している家庭、収納スペースにしまって見せないようにしている家庭に大きく分かれるように感じる。これは部屋や空間によっても変わり、見せたり隠したり、それぞれに工夫が感じられる。
ところで筆者は断然、「隠す派」だ。そのほうが掃除は楽だし、すっきり見える。ただし、しまえるだけの収納スペースが必要となるので、もともと収納の多い家を選ぶか居室に収納スペースを設けるかになる。
一方、「見せる派」は、住む人のセンスが光る。以前マイホームを購入したシングル女性を取材したが、家選びの条件に「趣味でつくった帽子を壁に飾れる」ことを挙げていた。大好きな帽子を常に視界に入れて、生活を楽しむことができる上、訪ねてきた知人は彼女の趣味やセンスを知ることができる。
筆者の知人にも「見せる収納」が上手な女性が多い。ある人は、リビングはヨーロッパの家具や小物で、和室は和風家具と小物で統一していた。「気に入る家具が見つかるまでは無理に収納を意識せずダンボールに入れたままでよい。妥協して収納家具を買ってしまうと、結局そのまま気に入っていない家具を使い続けてしまうから」 というほどの徹底ぶりだった。
「どのように見せてモノを置くか」「どのように収納スペースにしまって隠すか」を使い分けることができれば、異性が部屋を訪れたときに「ときめいてくれる」ような収納された部屋になるだろう。
とはいえ、筆者が拝見した収納が上手な部屋は、間違いなくモノが少なかった。「本当に必要なモノしか買わない」、「使わなくなったらどんどん処分する」ということが、実は収納が上手になる秘訣なのかもしれない。筆者の自戒も込めて、モノは増やさないようにしよう。
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