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宮藤官九郎さん「朝ドラ」に挑む・記者会見の全文掲載です

宮藤官九郎さん「朝ドラ」に挑む・記者会見の全文掲載です

今回はNHK科学文化部のブログ『NHK「かぶん」ブログ』から転載させていただきました。

※記事のすべての画像が表示されない場合は、https://getnews.jp/archives/224944をごらんください。

宮藤官九郎さん「朝ドラ」に挑む・記者会見の全文掲載です

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来年春から始まる朝ドラは、岩手県の三陸沿岸を舞台に海女を目指すヒロインの奮闘を描く「あまちゃん」に決まりました。脚本は、多くのドラマや映画で活躍する宮藤官九郎さんが手がけます。制作発表会見では宮藤さんらしい、「ゆるい」トークで和ませていました。会見の全文を掲載します。

宮藤官九郎さんインタビュー 6月4日(月) 東京・渋谷のNHKにて

(司会者に紹介され登壇)

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おは・・いえ、こんにちは。こんな感じで発表されるとは思わなかったんですが。
まあタイトルが朝ドラっぽいかな、みたいな。
さっきからずっとちょうどいいBGMが流れていますし。
まあそういう、へんぴな町に行けば行くほど、その土地に行かないと会えないアイドルがいるっていうのがちょっといいかなと思って
例えば、それは別にアイドルって言いったから女の子じゃなくてもいいんですけど、例えば僕の育った町は、もう無くなったんですけどさっき訓覇さん(プロデューサー)もおっしゃっていたように、ローカル線の栗原電鉄っていう電車が走ってまして、その電車が廃線になるっていったとたん、すごい鉄道オタクのみなさんが一気に押しかけてきまして、ああこういうことで町がちょっと元気になったりするもんなんだなって感じまして
そういうのを見てきましたから、別にアイドルっていったからって、歌ったり踊ったりするばっかりがアイドルじゃないんじゃないかと。
なんかこの電車なり何でもいいんですけど、エリマキトカゲでも何でもいいんですけど、そういうのを見て、なんか元気になった時代があったなってちょっと昔のことを思い、それでなんか、朝っぽいかなと思ってこういう企画を考えました。

久慈の方にも何度か、僕が行く前にいろいろ取材をしてくれていろいろ、もらったんですけど、なんか海女さんがいたり、三陸鉄道っていう電車があったり、何か僕がこうだといいなって思っていたことがいろいろ揃っていた町だったんですね。
行ってみたらすごく人もあったかくて、というかそもそも人があまり歩いていなくて(笑)これはいいんじゃないかと思って決めました。

僕も朝・・というかNHKのドラマは書かせていただくのは初めてですが、どれくらい大変なことかよくわかっていないんですが、逆にどのくらい大変なのかわからないまま終わってしまえばいいなと思っています。

始まるのは来年ですけどみなさん、よろしくお願いします。

【まあ、がんばります。】

―NHKでの執筆は初めて、連続テレビ小説の印象と意気込みを。

連続テレビ小説、朝ドラは今僕の資料に、これまでのドラマのタイトルが書いているものをもらったんですけど、「雲のじゅうたん」ぐらいから見ていますね。
昭和51年ぐらいから見たり見なかったり、はまったりはまらなかったりですが。
印象としては、母や父がおばあちゃんもいましたね、朝ご飯を食べながら見て、すごい楽しみにもうすぐ始まるって言って見て、面白かったって言って仕事に出かけていく、そういう毎日の生活に織り込まれている、動作として見ていました。
まさか自分が書くとは思っていなかったんですけど意外と好きで、学校行くときに、「はね駒」ぐらいからですかね、これからは朝ドラ見てから学校行く習慣でした。
だからだいたい遅刻していましたけど(笑)結構この時期が一番はまっていましたね。
こうやって見ると、新しい女優さんの出世作という意味合いもあったりとか興味深いと思いながら、まさか自分がやるとは思っていなかったという気がします。

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すみません、意気込みを言うのを忘れました(笑)

こんなに長い物語を書くのは始めてだし、ご覧になる方々も今までの層とはたぶん変わるというか、まずは僕のこと知らない人も見ることに当然なりますし、そういう意味ではすごく楽しみでもありますが、逆に今までの自分のくせみたいなものが通用しないんじゃないかっていう、それがちょっと楽しみだったりすんですけど、はい。
あと15分で盛り上がって終われる話が果たして書けるのかっていうのがありますけど、まあがんばります。

―今回舞台になるのが架空の町ですが岩手県久慈市がロケ地になりますが、久慈市の印象は

まずすごく行きづらいところです、遠いです。
最初行ったときは本当に、久慈に着くまでが長いっていうか、行ってみての印象は、僕は海沿いの町が好きなので、海の幸好きなので、ここいいなって最初に住むのにもいいなって思って。でもまあ、住みたいかっていうとまた別なんですけど(笑)、普通にウニとかホヤとか、食べれない人にとってはあれですけど、僕好きなので、もうなんか、全然緊張しないしストレス無かったですね、いい町でした。
それでこれは僕も実際言われましたしみなさんそうなんですけど、「わざわざ遠いところおいでくださいました」って必ず言うらしいんですよ、久慈の人は。
どこから来たかも聞かないでよくそんな、東京から来たらそりゃそうだろうけども、どこから行っても遠いっていうのが自分たちの中にもあると思うんですよ。
わざわざ遠いところって必ず言うらしいんですよ。
そういうところを探してました。すごくいいなと思いました。
大丈夫かな、久慈の人怒るかな・・・

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