iPadに広角レンズを付けるために僕が出来る事
撮影者が崖を背にして集合写真を撮る等、レンズの画角が狭くてみんな入りきらずバックして崖から落ちたりする事故がよくありますよね。
そんな事故を減らしたい! こんな僕にもきっと何か出来る事があるはず!
じゃあ広角レンズとか付けちゃぇ! ってことでいろいろ足掻いてみました。
とりあえず汎用の0.5倍ワイドコンバージョンレンズを無理やり両面テープでiPadのケースに取り付けてみました。
使用中に落ちるし、なんかこう美しくないので却下です。
そこらへんに転がってた牛革で適当に作ってみました。
両面テープを使わないと使用中にズレて微妙…… それにレンズの小さな汎用ワイコンは画質もかなり犠牲にするので脚下です。
こうなりゃアレだ、デジ一用に買ったワイコンがあったではないか!
そこでやたらと割れまくるから捨てようとしてた糞品質のiPadケースに52mmのステップアップリングを瞬間接着剤で貼り付けて
このままだとすぐ取れちゃうだろうと思い、エポキシパテで隙間を埋めて
これに適当にヤスリをかけてからそこら辺に落ちてた牛革を貼りまして
こうなりました。
なんだか割れたケースが丸見えなので
エポキシパテと革を駆使して見た目を整えて完成。
取り付け口径が52mmのワイコンが
ケースに埋め込んだステップアップリングのおかげでネジで取り付け出来るようになりました。
52mm口のネジに対応したレンズならどんなものでも取り付け可能。
やったー! これで9.7インチの大画面モニターを持つハイビジョンムービー撮影機が出来たよ!
三脚にはタブレットクリップスタンドと自由雲台を使って固定しています。
裏側はこんなんだけどね……
肝心の広角具合はと言うと
家の壁面を同じ位置から撮影(上側がワイコン無し、下側が0.5倍ワイコン装着)
通勤鈍足のリトルカブ
0.5倍ワイコンなのでかなり樽型に歪み、端の画質とピントが怪しくなってます。
ムービーなら上下が切られて四隅のダメなところが無くなるので結構使えます。
おかげで綱引きの練習などに大活躍しております。
まぁ、こんな事せずに素直にこのケースを海外から買えば良かったというのは後の祭りでした。
レンズ、マイク、三脚は別売りでプラスチックのケースのみで69ドルに国際送料かかります。
高いけど格好良いなぁ。
※この記事はGAGAZINEさんよりご寄稿いただいたものです
ウェブサイト: http://gaagle.jp/gagazine/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。