Amazonがスマートスピーカー「Amazon Echo」4モデルを発表 「Echo」「Echo Dot」新モデルにDolby Atmos対応のハイエンドモデルやコンセントに差して使えるモデルも追加

Amazonは9月26日、クラウドベースの音声アシスタント「Amazon Alexa」対応のスマートスピーカー「Amazon Echo」シリーズの新製品4機種を発表。10月以降に順次出荷を開始します。

「Echo Studio」は、1.0インチツイーターと3個の2.0インチミッドレンジスピーカー、5.25インチウーファーと5個のスピーカーを搭載し、ビット深度24、帯域幅100kHzのパワーアンプを備えたハイエンドモデル。最大出力は330W。Amazon Music HDで提供される高音質なロスレスオーディオの再生に対応し、Dolyby AtmosとSony 360 Reality Audioにも対応。音に包み込まれるような没入感のある3Dオーディオを体験できます。一部のFire TVシリーズとペアリングすることにより、Dolby Atmos、Dolby Audio 5.1などに対応した映像を再生しながら3Dオーディオを体験できる機能にも今後対応予定。内蔵するZigbee対応のスマートホームハブにより、スマートホームデバイスの制御も可能。9月26日から予約受付を開始し、価格は2万4980円(税込み)。12月5日に出荷開始を予定しています。

「Echo Flex」は、コンセントに差し込んで設置できるスマートスピーカー。電源ケーブルが邪魔になる家の廊下やキッチンなどでの利用に適しています。

USBポートを搭載し、スマートフォンなどの充電ができるほか、専用のスマートナイトライトやモーションセンサーをUSBポートに取り付けて使用することも可能。9月26日から予約受付を開始し、価格は2980円(税込み)。11月14日に出荷開始を予定しています。

Amazon Echoは第3世代に。外観はファブリック調のチャコール、ヘザーグレー、サンドストーンにトワイライトブルーを加えた4色で展開します。3.0インチウーファーを搭載する「Echo Plus(第2世代)」同等のオーディオ性能を持ち、力強い低音再生から中高音域の細やかなサウンドまで再現します。9月26日から予約受付を開始し、価格は1万1980円(税込み)。10月16日に出荷開始を予定しています。

「Echo Dot with clock」はその名の通り、前面にLED時計を搭載。寝室のサイドテーブルやキッチンカウンターなどでの利用を想定しています。LEDは部屋の明暗に応じて自動的に調整。天気を確認すると外気温を。タイマーを設定すると残り時間を表示します。目覚まし時計としても利用でき、アラームが鳴っている最中にデバイスの上部をタップするとスヌーズ機能が利用できます。9月26日から予約受付を開始し、価格は6980円(税込み)。10月16日に出荷開始を予定しています。

新製品の発表に合わせて、今後Alexaに提供する新機能も発表。早朝や深夜にささやき声で話しかけても反応する機能が年内に提供されるほか、家族や親しい友人など指定した連絡先と通話するのに適した時間を、利用履歴やEchoデバイスのモーションセンサーから確認し、ユーザーにリマインドする機能を提供予定。さらに、Alexaにリクエストを聞き取ったか確認したり、なぜそのように回答したのかを説明する機能、ユーザーによる音声録音を一定期間以降は自動で削除する機能などの提供が予定されています。

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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