トゥール、『フィア・イノキュラム』に続く次回作の発売時期にメンバーが言及「ネタは山ほどある」
トゥールのファンは、ニュー・アルバム『フィア・イノキュラム』がリリースされるまで、実に13年も待たなければならなかったが、次の新譜まではそれほど長くはかからなそうだ。
Metal Hammerとの最新インタビューでドラマーのダニー・ケアリーが、バンドの6thアルバムについて“ネタは山ほどある”と明かし、今回ほど間は空かないだろうと予想している。次のアルバムがいつ出るかについて彼は、「どうだろう。(“フィア・イノキュラム”の)ツアーを少なくとも2、3年はやるだろうと思うし。どのアルバムでもそうしたような気がするから、そのあとに俺らがどんな具合かってところかな。ネタは山ほどあるんだよ。12年もかからないし、かかってしまったら俺はもう歳でスティックを持てなくなっているかもしれないよ!自分の希望としては、またアルバムを出して前進し続けることだね」とコメントしている。
『フィア・イノキュラム』はトゥールの13年ぶり5枚目のスタジオ・アルバムで、バンドにとって3作目の全米No.1を獲得した。2019年9月5日に終わる週に約27万ユニットを獲得し、内24.8万枚がフィジカルで、ロック・アルバムの初週売上枚数としては1年以上ぶりの高水準だった。
2006年にリリースされたトゥールの前作『10,000デイズ』をもって、バンドはVolcano Recordsとの契約が切れた。ケアリーによると、フリーになったことで、自分たちのペースで仕事ができるようになったそうだ。「フリー・エージェントになったことで、“棒にぶら下げたニンジン”(モチベーション)が大きくなったんだよね。レコード会社と折り合いをつけなくてもよくなったし、もし対応しなければならない時は自分たちの思うように進められる。やりたいようにできるようになったからね。すごくいい気分だよ。だから、それが曲作りの原動力になればいいなって思っている」と彼は語っている。
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