[カレーに合う野菜]意外なあの野菜が人気!?おすすめレシピも
1年を通じて人気の高い料理のひとつ、カレー。具材として、じゃがいも、タマネギ、にんじんと言った定番もいいけれど、季節の野菜を使ってマンネリカレーを変えてみませんか?そこで今回は、クックパッド株式会社が提供する、食の検索データ分析サービス「たべみる」の統計データ(※)から、カレーの具材としてどんな野菜が人気なのか見てみましょう。 ※2016年9月~2017年8月の、カレーとの組み合わせ検索頻度ランキングより
カレーは「季節料理」!?圧倒的な人気の旬野菜
データによると、1年を通して旬の野菜が人気。そこに好みの肉を加えて、季節ごとの味を楽しんでいることが分かりました(ちなみに、カレーに入れる肉は、ひき肉・鶏肉・豚肉が人気です)。
シーズン別の人気野菜
春(3~5月):なす・ほうれん草・トマト・キャベツ
夏(6~8月):なす・トマト・ズッキーニ・オクラ・ゴーヤ
秋(9~11月):なす・トマト・かぼちゃ・さつまいも・大根
冬(12~2月):大根・ほうれん草・白菜・キャベツ・トマト
1皿で野菜やお肉を食べることができて、まとめて調理すれば作り置きメニューとしても重宝するカレー。カレーライスとして2日目、3日目と長く楽しむ場合も、他の料理にリメイクする場合も、定番野菜だけにこだわらず旬の野菜も取り入れながら、味付けや具材をアレンジすれば、大人も子どもも最後までおいしく楽しむことができます。
意外?秋から冬にかけては、大根と白菜がカレーで人気の具に
ここで注目したいのが、秋から冬にかけて検索数がグッと上がる「大根」と「白菜」。ほうれん草カレーにはなじみがありますが、大根と白菜が人気なのは、少し意外な気がしませんか?
人気の理由は、販売時のサイズが大きいことにも関係がありそうです。大根や白菜が丸ごと手に入ったときに、まとめて調理しやすいのが煮込み料理。大根も白菜も淡白な味わいで濃い味付けとの相性が良いだけでなく、煮込むとやわらかくなり、味がよくしみ込んで食べやすくなるところも、カレーとの相性が良い理由といえそうです。こっくり味がしみ込んでおいしい、冬の人気野菜ランキング1位の大根を使ったカレーのレシピを紹介します。
ヘルシー大根カレー(作りやすい量)
材料
大根:400g
にんじん:150g
タマネギ:250g
ニンニク:1片
鶏ひき肉:200g
オリーブオイル:大さじ1
りんご:1/2個
塩・コショウ:各少々
ローリエ:1枚
ガラムマサラ:適宜
[A]
水:3カップ
ウスターソース:大さじ2
カレー粉:大さじ3
醤油:大さじ2
トマトケチャップ:大さじ2
[B]
米粉:大さじ3
水:大さじ3
作り方
大根とにんじんは1cm角のサイコロ状に切る。大根は下茹でする。ニンニクはスライスし、タマネギはみじん切りにする。りんごはすりおろす。
鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて熱し、香りが立ったらニンニクを取り出す。同じフライパンでタマネギを炒め、きつね色になったら鶏ひき肉、大根、にんじんを加えて炒める。
[A]、ローリエ、りんごを加えて煮る。
野菜がやわらかくなったら、[B]を少しずつ加えてとろみをつける。
塩・コショウ、ガラムマサラで味をととのえる。
定番料理のカレーは、具材や調理法を変えるだけで、楽しみ方の幅がさらに広がります。秋冬の季節には大根や白菜をたっぷり使って、体の芯から温まるカレー料理を堪能しましょう。
[大根]栄養や選び方、鮮度を保つ保存、下ごしらえ、切り方など
ほぼ一年中出回っていますが、旬は晩秋から初冬。旬の時期にはたっぷり味わいたい、野菜です。大根にはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなどの酵素も含まれています。
最終更新:2023.01.14
文:KWC
写真:Getty Images(1~3枚目)、小林友美(4枚目)
出典:
たべみる/ クックパッド株式会社が提供する、食の検索データ分析サービス。日本最大のレシピサービス「クックパッド」の検索・アクセスログデータを活用した、明日の食が見えるビッグデータサービス。食材・地域・季節・食用シーン(誕生日や運動会など)といった様々な切り口で分析を行うことができる。
JA会津よつば(レシピ)
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