[かぼちゃのポタージュレシピ]ミキサーなしのペーストで簡単!
かぼちゃをペーストにすれば、スープやお菓子が簡単に作れます。ここではミキサーを使わないかぼちゃのつぶし方と、ペーストを利用したポタージュとプリンのレシピをご紹介。捨ててしまっていた種の食べ方も説明します。
かぼちゃペーストの作り方
余ったかぼちゃを、まとめて茹でてつぶします。
1. かぼちゃを茹でる
かぼちゃは皮をむいて種を取り、一口大に切ってやわらかくなるまで茹でます。
2. かぼちゃをつぶす
フォークの背か、マッシャー、めん棒でつぶします。
3. ペースト状になったら完成
電子レンジで加熱しても良い
かぼちゃは電子レンジで加熱してやわらかくしてもいいでしょう。耐熱容器に入れてラップをかけ、500wで約3分加熱します。時間がないときにおすすめです。
ペースト状にしたかぼちゃのレシピ
簡単にできる2つのレシピを紹介します。
かぼちゃのポタージュ
冬は温めて、夏は冷やして飲むのがおすすめ
材料(2、3人分)
かぼちゃ:1/4個
牛乳:200~300cc
塩:適量
ペースト状にしたかぼちゃを鍋に入れる。
とろとろになるまで少しずつ牛乳を入れる。
甘さを引き立たせる程度に、好みの量の塩を加える。
かぼちゃプリン
子どもといっしょに作っても楽しい!
材料(2、3人分)
かぼちゃ:160g
牛乳:100cc
砂糖:30g
ゼラチン:5g
生クリーム:100cc
シナモン:少々
水(ゼラチン用):30cc
ペースト状にしたかぼちゃをボウルに入れる。
水の入った器にゼラチンを混ぜて数分置き、電子レンジで加熱する(500wで約30秒)。
牛乳を電子レンジで温める(500wで30秒)。
1のボウルに、3と砂糖、生クリームを入れ、2とシナモンを加えて混ぜる。全体がなめらかになったらプリン型に入れ、冷蔵庫で冷やして固める。
生クリームが残ったら砂糖(分量外)を入れて泡だて、プリンにのせても良い。
かぼちゃの種も食べよう
捨てていたかぼちゃの種も乾かして煎れば、ピーナッツのように食べることができます。栄養価も高く、可食部100g当たり、たんぱく質(26.5g)、食物繊維(7.3g)、カリウム(840mg)、マグネシウム(530mg)、亜鉛(7.7mg)、葉酸(79 µg)を、多く含んでいます。グラノーラなどと一緒に、少量ずつ小分けにして食べるのがおすすめです。
かぼちゃの種の食べ方
香ばしさがクセになる!
種は黄色いワタを取り除いてよく洗い、クッキングシートに並べて、電子レンジで1~2分加熱して乾燥させる。
種の端にハサミを入れて切り込みを入れ、殻をむく。
2をフライパンに入れ、弱火でから煎りする。
グラノーラに混ぜる場合は、味付けせずにそのままで。味付けする場合は、お好みで塩やバター、カレー粉などが合います。保存する際はビンなどに入れましょう。
最後に
ペースト状にしたかぼちゃは、サラダやコロッケなどにも利用できます。甘みを生かしたいろいろな料理を楽しみましょう。
[かぼちゃ]簡単な切り方と冷凍保存のポイント
甘味があり、子どもにも人気のかぼちゃ。ビタミンAのもととなるβ-カロテンや、ビタミンC、Eが比較的多く含まれています。食用のかぼちゃには大きく分けて「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」があります。現在、流通量が多いのは「栗かぼちゃ」と呼ばれる西洋かぼちゃの一種です。
最終更新:2022.12.22
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
出典:
農林水産省(かぼちゃのポタージュ)
農林水産省(かぼちゃプリン)
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