クリス・マーティン、自営業の親が共同育児休暇を取得できるよう法改正を求める

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クリス・マーティン、自営業の親が共同育児休暇を取得できるよう法改正を求める

 英国の音楽業界で働く自営業の親が、フルタイムやパートタイムで働く親と同じように“共同育児休暇”(Shared Parental Leave, SPL)を取得できない現状を変えるよう要求するキャンペーンに、コールドプレイのクリス・マーティンが賛同している。

 SPLは、英国政府が2015年に導入した制度で、最長で50週の育児休暇と37週の法定共同養育費(Statutory Shared Parental Pay、ShPP)を、子どもの誕生または養子縁組後に取得できるというものだ。ShPPは、週139.58ポンド(約18,584円)、または従業員の1週間の平均収入のどちらか少ない方を受け取ることができる。

 だがこの制度は継続雇用されている親だけが該当し、自営業は除外されているため、音楽業界で働く多くの人々は利用する資格がない。業界の統括団体のUK Musicによると、英国の音楽/パフォーマンス/クリエイティブ業界で働く4人中3人が自営だ。

 マーティンは、現在の状況では「フリーランスの同僚やスタッフが子どもを持ったときにとても大変だ」と話しており、「自営のお母さんやお父さんたちが育児休暇を取得する時期を選択できるよう」法改正を求める動きに賛同すると発表している。

 自営業の親が平等に制度を利用できるよう長年活動を続けてきたUK Musicは、ルールが変更されれば、親が育児に関する決断を柔軟に下せるようになり、男女間の給料格差が改善され、母親は仕事での成功を維持し、父親は子どもの世話をする機会が得られるとしている。

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