HOYA MW10 HiKARIを使って「第三回全国盲学校フロアバレーボールいわて大」会」を観戦
夜盲症の方の為の暗所視支援メガネ「HOYA MW10 HiKARI」を使ったスポーツ観戦企画の第二弾として、8 月 20 ~ 22 日に岩手県花巻市で開催された全国の盲学校/視覚支援学校の生徒たちによるフロアバレーボールの全国大会「第三回全国盲学校フロアバレーボールいわて大会」を観戦してきました。
本記事では、「フロアバレーボールの甲子園」とも評される本大会の見学を通じて MW10 が室内スポーツの観戦でどの程度役に立つのかをレポートします。
「そもそもフロアバレーボールって何?」と思う方が大半でしょうから、まずはフロアバレーボールの概要を簡単に説明します。
フロアバレーボールとは、1 チーム 6 人制で、前衛 3 人は全盲の方、後衛の 3 人は弱視者または晴眼者でゲームをするバレーボールの派生競技です。
視覚障害者だけでなく、晴眼者も一緒に楽しめます。
通常のバレーボールと大きく異なるのは、相手コートへボールを渡す為にはボールをネットの下をくぐらせたりと、基本的にボールをゴロで回す部分です。
なぜ私がフロアバレーボールを観戦しに、地元の福岡からはるばる岩手の花巻に行ったのかというと、MW10 の販売元である HOYA が本大会のスポンサーだった関係で、「どうせ暇でしょ?それなら花巻に来ない?」とお誘いいただいたからです。
フットワークの軽さが売りの私です。
たまには花巻観光もいいかな〜と思い取材がてら花巻へ行って参りました。
「第三回全国盲学校フロアバレーボールいわて大会」は、8 月 20 ~ 22 日にわたって岩手県花巻市の花巻市総合体育館で開催されました。
事前に全国各地で予選が実施され、地区大会から勝ち上がってきた強豪 8 校が 3 日間にわたって激闘を繰り広げました。
本大会を優勝したのは、大阪府立大阪南視覚支援学校のチームです。
MW10 を使い大会を観戦する私。
体育館の中は照明が点いていましたが、私にとって中は少し暗くやや見づらかったのですが、暗い場所で威力を発揮する MW10 ですから、MW10 超しに会場を見ると肉眼の 2 倍以上も明るく見え、それだけでも MW10 を使用した甲斐はありました。
ただ、体育館で使われている照明には水銀燈も多く、MW10 越しだと映像が明暗を繰り返すフリッカーの現象が発生し、このフリッカーの影響でやや見づらかったです。
それさえなければ概ね MW10 を使用しないよりも使用したほうが確実に見やすいと評価できます。
本大会の会場となった花巻市総合体育館は、現在 MLB で活躍中の大谷翔平選手や菊池雄星選手の母校である「花巻東高校」のお隣だったのです。
野球ファンの私にとってはそれだけで胸アツの想い。
心に残る素晴らしい花巻旅行となりました。
大会の協賛企業である HOYA は会場内の 2 箇所に MW10 のブースを設けており、大会参加のために来場した盲学校の生徒や保護者、校長先生を含む盲学校の教職員、他の学校関係者が多くブースを訪れており、通常の出張イベントの時より多くの方に対して MW10 を紹介できたのではないかと思います。
また、実は私、会場内では MW10 を装着して歩き回っていました。
その理由は MW10 を実際に使っている人が居ることをアピールする為です。
体を張って MW10 のプロモーションに協力していたつもりでした。
Source : 全国盲学校フロアバレーボール大会 HP
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