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今なら買える!? 魚勝「弥左エ門いなり」が日本橋三越地下に登場

“幻のいなり”が期間限定でデパ地下に登場しました。

いなりずしの名前は「弥左エ門(やざえもん)いなり」。
和食料理店 銀座魚勝の職人、柳橋(やなぎばし)さんの手によるこのいなりは手のかかった非常に繊細な味わいで評判を呼んでいます。

平日は限定20食ということもあり、とにかく手に入りづらい弥左エ門いなりですが、2019年8月27日(火)まで日本橋三越本店の地下1階で販売されることになりました。

弥左エ門いなり(8個) 1,620円
弥左エ門いなり弁当(6個+おばんざい付) 1,944円

あまりの人気ゆえ、初日となる21日はなんと1時間で完売。急きょ増産して15時から臨時販売を行ったそうです。本日(取材時22日)も行列は出来ていましたが、弥左エ門いなり弁当がまだ残っていたのでそちらを購入してみました。

ダシと素材の旨味を最大限に感じられるような繊細な味付け

弥左エ門いなりは「香る五目」と「わさび穴子」の2種類。
香る五目用にはカラシ、わさび穴子には山椒をかけて楽しむこともできます。

まず「香る五目」からいただきます。

口に入れた瞬間にジュワっと広がるバランスの取れた旨味の汁。

想像しているいなりずしよりも甘さもしょっぱさも控えめ。ダシの美味しさを最大限に感じられるバランスの煮汁をしっかりとまとったお揚げは通常のものよりも薄め。シャリとお揚げで味わいはもちろん、歯ごたえのバランスまでも絶妙に取れています。

シャリの中にはゴマやしょうが、大葉やしいたけと思われる風味も食感も豊かな具材が均質に混ぜ込まれています。プチプチとシャキシャキが交互に入り混じりながら、糖の甘さ、酢の酸味、醤油のしょっぱさ、どれにも偏らない味わい。その奥にはとても濃いダシの旨味が染みわたっているのです。

これらのことを最初、全て理解できません。

シャキシャキ、プチプチ、ジュワ―……あれ、なんだか美味しい。これなんだろう、と考えているうちに口の中から消えてしまうのです。

全てが調和して境界があいまいなのに、それぞれの具材が要所要所で主張してくるこのバランスがとにかく複雑なのです。

リニューアルしたという「わさび穴子」も同様です。

お揚げから染み出る旨味だらけのジューシーな何か、お揚げとはまた違ったやや醤油寄りのベクトルでふんわりと煮つけられた穴子、白いりごまの香りとプチプチとした食感、ツンと来ないけど良いところ取りのワサビの柔らかな風味。嫌いでなければ山椒をぜひ振りかけて食べてほしい、こちらも最高のバランスです。

おばんざいは、レンコン、ごぼう、牛肉、こんにゃくの煮物と卵焼き。煮つけはお揚げよりもしょっぱさ甘さを控えめに味付けられています。いなりと一緒に食べることを想定し、邪魔にならずに素材の味わいを楽しめるように仕上げられています。

これらのおばんざいだけでも魚勝の仕事の良さがうかがえます。

三越本店での販売は8/27(火)まで

もともとは「宝童稲荷神社への感謝の気持ちを込めて奉納の意味で作り始めた」という弥左エ門いなり。

薄くて破れやすいお揚げは油抜きを徹底し、香る五目・わさび穴子ともに別々の具材を混ぜ込んでいるそうです。その繊細なお揚げを包む工程は想像以上に大変なため、普段も数量限定のようです。

催事期間中も一時的な売り切れは予想されますが、いつもよりは確実に手に入りやすくなっています。この機会にぜひ手に取って味わってみてください。

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記者:

「予備校生のような出で立ち」で写真撮影、被写体(スチル・動画)、記者などできる限りなんでも、体張る系。 「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」などの特殊な性質がある。 好きなもの: 食べ物の写真、昔ゲーム(の音)、手作りアニメ、昭和、穀物

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