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鎮痛剤を体内の目的の部位に届けられるサーキットをスイスの大学が開発中

手術の際、そして術後にモルヒネで痛みを管理することがある。そのモルヒネは脊柱部分に注射もしくはカテーテルで投与することが多いが、それは痛みを伴い、また必ずしも精度が高いとはいえない。

その代替手法として、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)が開発中なのが、体内の目的の部位に薬を届けられる小型のサーキット。体内に数日とどめつつ、放出する薬の量を体の外からコントロールできるようになっていて、しかも使用後は生物分解されるという。

・電流でカプセルを溶かす

サーキットは幅3ミリ、厚さはわずか2ミクロンだ。マグネシウムでできていて、内部がスパイラル状になっている。

そして電磁場にさらされるとサーキット内でわずかな電流が生まれ、この電流による熱で薬が入っているカプセルを溶かす仕組みだ。

・除去の手間なし

このデザインでは、痛みを抑えたい場所にこのサーキットをインプラントすると、必要に応じて薬を投与できる。そして使用後はこのサーキットは生物分解されるようになっているので、取り除くために手術をしたりする必要がない。

研究チームによると、特定の波長の長さに反応するようにすることで、各サーキットをそれぞれの時間に溶かし、必要な場所で薬を投与することができるとのこと。

とはいえ、このサーキットは開発の途上にあり、まだ実際に薬を搭載しての実験は行なっていない。まずはラボで、そしてゆくゆくは体内でのテストを行う計画だ。

EPFL

(文・Mizoguchi)

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