東京都内の中央線の駅、家賃相場が安い駅ランキング 2019年

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都内の中央線の駅、家賃相場が安い駅はどこ? 家賃相場全駅ランキング

人気の街や路線は数多くあれど、人気に比例して家賃は高くなるものだ。沿線内でどの駅がお手ごろなのか、お目当ての駅の周辺地域で価格がどう変わるかは部屋探しの際、必ずポイントになる。そこで、SUUMO「関東 住みたい街ランキング2019」で上位の街を多く有し「2019年の住みたい沿線ランキング関東版」でも4位のJR中央線を分析。ワンルーム・1K・1DKの物件を対象にした最新の家賃相場ランキングから、人気の街の実態を確認してみた。順位/駅名/家賃相場/駅の所在地

1位 西八王子 4.70万円 八王子市

1位 高尾 4.70万円 八王子市

3位 日野 5.30万円 日野市

4位 国立 5.60万円 国立市

5位 西国分寺5.70万円 国分寺市

6位 国分寺 6.00万円 国分寺市

7位 八王子 6.10万円 八王子市

8位 東小金井 6.40万円 小金井市

9位 武蔵小金井 6.50万円 小金井市

10位 立川 6.70万円 立川市

11位 武蔵境 6.80万円 武蔵野市

12位 豊田 6.85万円 日野市

13位 三鷹 7.00万円 三鷹市

14位 吉祥寺 7.40万円 武蔵野市

14位 西荻窪 7.40万円 杉並区

16位 阿佐ヶ谷 7.50万円 杉並区

16位 高円寺 7.50万円 杉並区

18位 中野 7.80万円 中野区

18位 荻窪 7.80万円 杉並区

20位 東中野 8.10万円 中野区

21位 大久保 8.80万円 新宿区

22位 水道橋 10.93万円 千代田区

23位 市ヶ谷 11.00万円 千代田区

23位 御茶ノ水 11.00万円 千代田区

25位 四ツ谷 11.10万円 新宿区

26位 新宿 11.11万円 新宿区

27位 信濃町 11.38万円 新宿区

28位 東京 11.40万円 千代田区

29位 代々木 11.50万円 渋谷区

30位 神田 12.10万円 千代田区

31位 飯田橋 12.20万円 千代田区

32位 千駄ヶ谷 12.30万円 渋谷区

住みたい街ランキング常連の街、にぎやかさか閑静さか

東西に長いJR中央線、正式名称中央本線のうち、東京都内に当たるのは東京駅から八王子市にある高尾駅まで。本記事で取り上げるのはこの区間にある32駅が対象だ。

1位は、八王子市が所在地の西八王子駅と高尾駅。東京駅からの所要時間は1時間を超えてしまうが、高尾駅は通勤特快などの各快速列車、西八王子は快速と中央特快が利用できる。都心への出社に少し時間はかかってしまうが、高尾駅は始発のため、車内は座って通勤できるのはメリットだ。ともに都内ではあるが、緑が豊かに残る街。郊外でののんびりした子育てと都心での勤務を両立させられるため、特にファミリー層は選択肢に入れたい地域だ。

中央線沿線でSUUMOで発表している「関東 住みたい街ランキング2019」でトップなのは、吉祥寺駅だ。2019年度版では3位だが、17年には1位にも輝いている同駅は、家賃ランキングでは西荻窪と同率の14位。通勤快速と快速などの停車駅で、JR中央線以外にも京王井の頭線と、中野駅から直通する東京メトロ東西線も利用でき、交通の利便性も抜群だ。

界隈はパルコやロフトなど大きな商業施設が多く、オシャレなお店にも事欠かない。一方で、駅北側には戦後の闇市から続くディープな飲食店街「ハモニカ横丁(ハーモニカ横丁)」や、初心者からコアなファンまで喜ばせる上演ラインナップの「吉祥寺シアター」もあり、年齢を問わず魅力的な街なのはよく知られている。シングルからファミリー層までどんな世帯でも満足させる街だが、あえて言うなら、遊びに来ても楽しい場所だけに常に街に多くの人があふれていることが気になる点だろうか。

吉祥寺駅の隣駅、三鷹駅も、住みたい街ランキングの上位常連だ。2019版の同ランキングでは16位で、本記事のランキングでは家賃も吉祥寺駅よりも少しお手ごろな13位。JR総武線も利用でき、東京メトロ東西線も乗り入れている。どちらも三鷹駅が始発のため、乗車時に座れる可能性が高いのはうれしいところだ。駅の所在地は三鷹市だが、駅の南口は三鷹市、北口側は武蔵野市と自治体が異なる。

三鷹の森ジブリ美術館があることで有名な街だが、同じく人気エリアである吉祥寺と比べると閑静で、その分ファミリー向けの印象。井の頭恩賜公園など大きな公園があるのは吉祥寺だが、三鷹駅南口からはその井の頭恩賜公園へ向かう川沿いの遊歩道が整備されている。井の頭恩賜公園(写真/PIXTA)

井の頭恩賜公園(写真/PIXTA)

日常生活の買い物先になるスーパーや商店街なども充実しており、自然が多く残り、葉物野菜などをつくる農家も多く存在。そのため、直売所が街のあちこちにあり、新鮮な野菜を入手しやすいことも、食にこだわりたい世帯には大きなポイントだろう。

18位の中野駅は、中央特快や通勤快速などの停車駅。同率で18位の荻窪駅や、同じ中野区の東中野駅が20位のことを考えると、交通コスパが良いのは中野といえるだろう。

再開発進み、リノベ物件も充実

中野駅は漫画などのサブカルチャーの集積地である「中野ブロードウェイ」や、コンサートが行われる「中野サンプラザ」といった商業施設のイメージが強いが、北口にある大きな商店街「中野サンモール商店街」など、日常の買い物を安く済ませられる場所にも恵まれた下町の面も持ち合わせている。オシャレで手軽な価格の飲食店も充実している。中野サンモール商店街(写真/PIXTA)

中野サンモール商店街(写真/PIXTA)

近年は再開発が進み、警察大学校の跡地に明治大学などの新キャンパスが開校。オシャレなライトアップが売り物の公園としても整備されている。その影響か、単身者向けの古い物件がリノベーションされて賃貸に出されるケースも増えており、特に女性にとっては目移りしてうれしい悩み、となりそうだ。

人気のある路線は、それだけの理由がある。率直にいってしまえば、沿線中のどの駅を選んでも、過ごしやすさと楽しさを満喫できそうだ。その中でどうやって部屋を選ぶかで、生活や人生の中で重視するものが可視化されそうなのも、部屋探しの大きな楽しみのひとつだろう。●調査概要

【調査対象駅】中央線の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)

【調査対象物件】駅徒歩15分以内、10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DKの物件(定期借家を除く)

【データ抽出期間】2019/2~2019/4

【家賃の算出⽅法】上記期間でSUUMOに掲載された賃貸物件(アパート/マンション)の管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出(3万円~18万円で設定)

※駅名および沿線名は、SUUMO物件検索サイトで使用する名称を記載している
元画像url http://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2019/08/166204_main.jpg
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