【言葉の豆知識】身近にもかなり沢山あった! 実は「略語」だった驚きの言葉ランキング
以前にgooランキングが発表した「略語だった意外な言葉」ランキングにおいて普段の生活で目にするような道具や事柄などが上位にランクインするなど驚きの結果となっているのだ!
上位は以下の通りです!
1位「切手」!料金前納の印、「切手」が堂々の1位に輝いた。「切手」と言われれば「郵便切手の略語」と思われてしまうが、「切手」という言葉が元々「切符手形」と呼ばれていた。元々は現在で言う「商品券」の類を「切符手形」と呼んでおり、これが郵便に使われるようになって「郵便切手」となったよう。
2位「ペペロンチーノ」実質唐辛子、「ペペロンチーノ」が2位を獲得。日本でもお馴染みのスパゲッティ「ペペロンチーノ」、正式名称は「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」で、それぞれ「アーリオ(にんにく)」「オーリオ(油)」「ペペロンチーノ(唐辛子)」という意味があり、我々はあの料理を「唐辛子」と呼んでいる事になる。
3位「教科書」言われてみればその通り、「教科書」が3位にランク・イン。元々「教科用図書」と呼ばれていたそうだが、おそらく名詞としては音数が多かったため意味がわかるレベルで略し、「教科書」と呼ぶようになった。
4位 「ソフトクリーム」ソフトクリームは和製英語で正式名称は「ソフト・サーブ・アイスクリーム(Soft Serve Ice Cream)」。柔らかく作られたアイスクリームという言葉が正式名称となる。英語では単にソフトサーブと呼ばれることが多い。
同率4位 「経済」経済とは「世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと」を意味する「経世済民(けいせいさいみん)」という言葉の略語。「経」は治める、統治する。「済」は救う、援助する意味があるのだ。
他にも「レーダー(正式名称:ラジオ・ディテクション・アンド・レンジング)」「軍手(正式名称:軍用手袋)」、「プレハブ(正式名称:プレハブリケーション)」、「電卓(正式名称:電子式卓上計算機)」、「リストラ(正式名称:リストラクチュアリング)」、「USB(正式名称:ユニバーサル・シリアル・バス)」
などなど、他にも日常でよく使う言葉の多くが実は略称であったことが判明。省略された呼び方とは知らずに使っていた日本語は探してみれば実は未だ沢山あるかもしれない!?
【出典】Gooランキング「切手も!?実は「略語」だった驚きの言葉ランキング」調査方法:gooランキング編集部が「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計。有効回答者数:500名(20~40代男女:複数回答)調査期間:2018年2月08日~2018年2月08日https://ranking.goo.ne.jp/column/4969/ranking/51024/
(written by 虫歯太郎)
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