巨匠が吠える! W・フリードキン監督を追うドキュメンタリーが日本初登場 『恐怖の報酬』<最終盤>ブルーレイに収録[ホラー通信]

『フリードキン・アンカット』海外ポスター

『エクソシスト』(1973)で全世界にオカルト・ブームを巻き起こし、ジャンルを超えた多くの重要作品を映画史に刻んできた、ウィリアム・フリードキン監督を追うドキュメンタリー『フリードキン・アンカット』が日本初上陸。

9/18にリリースされるフリードキン監督作『恐怖の報酬【オリジナル完全版】』ブルーレイ&DVDのなかで、ブルーレイ二枚組の<最終盤>に特典として収録される。通常版には収録されないので注意されたし。

関連記事:フリードキン監督入魂の“オリジナル完全版”を目撃せよ 『恐怖の報酬』国内初ディスク化 特典満載の<最終盤>ブルーレイも

『フリードキン・アンカット』

『フリードキン・アンカット』は、2018年ヴェネチア映画祭でワールドプレミア上映され、高い評価を得た長編ドキュメンタリー。アメリカでのリリースが8月に予定されている、完全な新作映画となる。

フリードキン自身のインタビューを軸に、盟友のフランシスコ・フォード・コッポラや、『エクソシスト』主演のエレン・バースティン、フリードキンを敬愛するクエンティン・タランティーノエドガー・ライトなど錚々たる面々がフリードキンについて語り、“映画監督としてのフリードキン”、“一人の人間としてのフリードキン”を浮き彫りにしていく。

フリードキンは妥協を許さない映画作りの鬼としても知られており、本作内でも「審査員のバカどもとそのケツを追う犬どもはクソだ!」と吠える一場面も。まさにフリードキンという人間を理解する最良の作品だ。

<『フリードキン・アンカット』出演者たちの言葉>

■フランシス・フォード・コッポラ
ビリーは悪についての哲学は述べない。悪そのものを提示する。彼の映画は悪を暗示するものではなく、悪が示されるのだ。

■クエンティン・タランティーノ
『エクソシスト』は完璧なホラー映画だ。

■エドガー・ライト
彼の作品はあまりにリアル過ぎて、絶対に色褪せることはない。

■ランディ・ジャーゲンセン
彼はいい刑事になったにちがいない。

■デイミアン・チャゼル
彼はどこかヒッチコックのようだ。アートと商業性の完璧な融合だ。

『恐怖の報酬【オリジナル完全版】』<最終盤>
9月18日(水)発売
発売・販売:キングレコード

恐怖の報酬+フリードキン・アンカット告知

記事中の画像やリンクがすべて表示されない方は『ホラー通信』掲載の元記事をご覧ください – https://horror2.jp/

  1. HOME
  2. 映画
  3. 巨匠が吠える! W・フリードキン監督を追うドキュメンタリーが日本初登場 『恐怖の報酬』<最終盤>ブルーレイに収録[ホラー通信]

レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

TwitterID: _reinus

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

記事ランキング