日田市長選挙 開票結果速報2019 情勢予想と出口調査・立候補者の公約を解説

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2019年7月21日に大分県、日田市長選挙が執行されます。

本記事では日田市長選挙2019の開票速報、開票結果をお知らせすると共に、立候補者の経歴プロフィールや公約(マニフェスト)、情勢予想、投票率、当選者落選者の得票数についてもご紹介します。

※開票結果は地元自治体の選挙管理委員会やNHKなどの当確出口調査・開票速報などが発表され次第追記します

 

2019年の日田市長選挙の立候補者はいずれも無所属で3選目当選を目指す現職市長の原田啓介氏(60)と、新人で大学教授の椋野美智子氏(63)、新人で学習塾経営の湯浅総氏(44)の3名です。

日田市長選挙2019の開票結果速報・NHK当確最新情報など

日田市市長選挙2019の開票結果は開票速報が発表され次第随時こちらに追記していきます。

※自治体の選挙管理委員会事務局やNHKなどの最新の当確出口調査情報などが入り次第随時更新
結果
得票数
氏名
年齢
性別
党派
新旧
主な肩書き

原田 啓介
60

無所属

日田市長

椋野 美智子
63

無所属

元大分大副学長、元厚労省官僚

湯浅 総
44

無所属

学習塾経営
執行理由:任期満了
定数・立候補者数:1 / 2
有権者数:
投票率:
開票時間:即日開票
開票場所:

日田市長選挙2019の立候補者の経歴・公約は?

原田 啓介(はらだ けいすけ)の経歴やプロフィール

名前:原田 啓介(はらだ けいすけ)
現年齢:60歳
性別:男
党派:無所属
肩書き:日田市長(2期目)
学歴:(熊本県)東海大学付属第五高等学校卒業
職歴:不動産会社社長、日田市長(2期)

高校卒豪語、実家の不動産会社に就職し役員を務める傍ら、日田青年会議所専務理事に就任。その後、市民大学「自由の森大学」の実行委員長や事務局長を歴任し、2003年に日田市長選挙に立候補するも落選。

2011年の市長選挙に立候補して当選、現在2期目。

主な公約・政策主張

原田氏は、災害への対応や、医療・子育て支援策の充実を背景にした移住者の増加など、市長としての2期8年の実績を強調したうえで、「高齢化が進む中、生活、自治をどうつくっていくかだ。子どもが夢や希望を持てる日田を将来に残したい。それを仕上げる4年間にしたい」と決意を表明しています。

そして、「大災害を経験して、林業改革を進めることが確実な再生への道だと考えた。治山、治水をしないと市民の安全、安心を保てない。山を更新していきたい。今、日田にあるものを使いながら、基幹産業に新たな価値や魅力を付けたい。」という基本方針の下、次のような公約を掲げています。
農林業などの基幹産業のさらなる支援・強靱化。
人材育成を主とした子育て支援施設の整備~出産から子育て、医療相談などに一元的に対応する支援センターの新設
AI時代に対応する情報インフラ整備~先端技術の導入で市役所の業務効率化、迅速化も進める。
防災力・自治力強化に向けた防災ラジオの導入。
障がい者やシニア世代が経験と技術を生かして社会参加できる創業支援策新設。
高齢者・辺地に対応する公共交通策の充実。

椋野 美智子(むくの みちこ)の経歴やプロフィール

名前:椋野 美智子(むくの みちこ)
現年齢:63歳
性別:女
党派:無所属
肩書き:松山大学特任教授
学歴: 大分県立大分上野丘高等学校、東京大学法学部卒業
職歴:厚生省官僚、大分大学副学長

大学卒業後、厚生省に入省。社会・援護局総務課長などを歴任。

その後、大分大学福祉科学研究センター教授・副学長を務めた後、2015年に民主党の支援を受け大分市長選挙に立候補するも落選。

今回、故郷の日田市について「市長の姿勢によって大きく左右される。このままでは日田は衰退する」と立候補を決意。

主な公約・政策主張

椋野氏は、これまでの福祉の政策づくりと実践経験及び国・自治体での行政経験と国内外の幅広い人脈を生かし、女性の視点から「市民一人ひとりの変えたい思い、変える力を結集して、日田市は変わる!」というキャッチフレーズのもと、次のような政策を掲げています。

①人口減少をくいとめる

(ア)子育て世代の所得を引き上げる

産業を元気にする(林業、観光、農業 等)
新しいテクノロジー、新しい用途、新しい顧客層への挑戦を応援する
戦略を定め、日田市のブランド力を高め、トップセールスを展開する
企業の誘致を進める

(イ)子育て世代の女性が住みたいまちをつくる
子育てを徹底的に支援する
妊娠時から寄り添って相談できる体制をつくる
学童保育を充実し、雨の日も親子で遊べる場をつくる
女性の活躍を支援する
あらゆる施策(産業、福祉、環境、教育、まちづくり等)に女性の声を入れる
市役所の管理職、審議会等の女性比率を高める

(ウ)福祉を充実し、家庭での女性の負担を軽減する
障がい者、高齢者等を家族・地域・専門職が重層的に支える
予防重視の福祉を進めて、深刻化する前に相談できる体制をつくる

②旧郡部を元気にする

(ア)振興局への分権を進める
振興局に人材・予算・権限を付与し、地域の人とともにそれぞれの地域に合った取り組みを進める

(イ)集いの場と移動手段を確保する
居場所と出番は最大の介護予防

③市役所を改革する

(ア)職員が市民の立場に立って仕事ができる体制を整える
組織が一体となってビジョンを共有し、チームで仕事を進めるトップは方向を示し、責任を取る

湯浅 総(ゆあさ そう)の経歴やプロフィール

名前:湯浅 総(ゆあさ そう)
現年齢:44歳
性別:男
党派:無所属
肩書き:学習塾経営
学歴:日田高校、早稲田大学社会科学部卒業
職歴:学習塾経営、日田商議所青年部理事、社会福祉法人副理事長

大学卒業後、IT企業などでアルバイトなどをしながら司法試験を受験し続けるも断念、2004年に故郷の日田に戻り、以降、都会との教育格差をなくすべく学習塾(集英館)を経営する。

その傍ら、社会奉仕活動にも尽力。

主な公約・政策主張

湯浅氏は、「日田市は1987年以来人口が減り続け、このままでは消滅の危機にある。市民全員で協力し『人口1人増』を達成することが将来への展望を切り開く」と強調したうえで、「日田は良いものがある。子どもたちが自信を持って過ごせるまちにする」と訴えています。そして、そのために、次のような公約を掲げています。
子育て無料化、2年以内に給食費無料、
免許返納者にタクシー・バス券の配布、
身近で強い市役所への改革~縦割り行政をやめるために市役所の既存の課を廃止して新しい課をつくる。
市長給与50%カットを達成する。
「外貨」獲得施策と4年で市民1人当たり所得向上率日本一を目指す。
津江・大山・小野をつなぐ縦の道路の早期拡張の促進を達成する。
日田から大企業の工場がある佐賀県鳥栖市へは通勤圏内なので通勤バスを出し、福岡県とも連携を強化する。
豪雨や地震など自然災害に対しては、周辺自治体など広域連携の一層の強化をはかる。
未来に向けて日本文化を磨き、自然環境を守り抜き、国際都市化を目指す。

日田市市長選挙2019の情勢予想・当確予想は?

3期目を目指す現職に、新人2人が臨む構図となりました。

3つ巴の戦いといってもよいでしょう。同日に行われる参議院議員選挙と相俟って、各党派の支持層がどのように分かれるか、予測が付きにくい激戦になりそうです。

知名度のある新人椋野氏がどれだけ支持を集められるかが焦点になると思いますが、現原田市政への批判票が椋野氏と湯浅氏に二分されそうで、その分原田氏がやや有利になると予想されます。

同日執行の選挙

日田市長選挙2019と同日に執行される主な選挙は以下の通りです。
第25回参議院議員選挙
群馬県知事選挙(群馬県)
狭山市長選挙(埼玉県)
守口市長選挙(大阪府)
三田市長選挙(兵庫県)
三田市議会議員補欠選挙(兵庫県)
可児市議会議員選挙(岐阜県)
日田市長選挙(大分県)
滝沢市議会議員選挙(岩手県)
東根市議会議員選挙(山形県)
杉戸町議会議員選挙(埼玉県)
瑞浪市長選挙(岐阜県)
久慈市議会議員選挙(岩手県)
白石市議会議員選挙(宮城県)
妙高市議会議員選挙(新潟県)
本宮市議会議員選挙(福島県)
二戸市議会議員選挙(岩手県)
明和町議会議員選挙(群馬県)
雫石町議会議員選挙(岩手県)
越生町議会議員選挙(埼玉県)
三戸町議会議員補欠選挙(青森県)
江差町議会議員選挙(北海道)
飯豊町議会議員選挙(山形県)
神崎町議会議員選挙(千葉県)
平田村長選挙(福島県)
平田村議会議員補欠選挙(福島県)
関川村議会議員選挙(新潟県)
藤里町長選挙(秋田県)
小笠原村長選挙(東京都)

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