ワーナーの動画配信サービス「HBO Max」が2020年春リリースへ 「フレンズ」独占配信や「バットウーマン」などコンテンツ充実
米ワーナーメディアは、新たな動画配信サービス「HBO Max」を2020年春に米国でリリースすると発表しました。
ワーナー傘下のHBOは既に動画配信サービス「HBO Go」「HBO Now」を展開していますが、HBO MaxはHBOのオリジナル作品のほか、ワーナーブラザース、ニューライン、DCエンターテインメント、CNN、TNT、TBS、truTV、CWテレビジョンネットワーク、ターナー・クラシック・ムービーズ、カートゥーン・ネットワーク、アダルトスイム、クランチロール、ルースター・ティース、ルーニー・テューンズのコンテンツを結集。
Introducing the next big thing: HBO Max, our upcoming streaming service featuring exclusive originals and the best-of-the-best from the WarnerMedia portfolio. Learn more: https://t.co/MHHIkV0ohz pic.twitter.com/N9jb9FifIW
— WarnerMedia (@WarnerMediaGrp) July 9, 2019
リリース当初は人気シリーズ「フレンズ」や「プリティ・リトル・ライアーズ」の全話独占配信に加え、2019年秋に放送開始予定のDCドラマ最新作「バットウーマン」や、「リバーデイル」のスピンオフ「ケイティー・キーン」などの配信がアナウンスされています。
「ARROW/アロー」や「THE FLASH/フラッシュ」などの製作総指揮を務めたグレッグ・バーランティや、オスカー女優のリース・ウィザースプーンが、HBO Max向けの映画製作を務めることも決定しているとのこと。
そのほかオリジナル作品として、フランク・ハーバート原作のSF小説シリーズをベースとするドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「Dune: The Sisterhood(原題)」、元読売新聞記者ジェイク・エーデルスタインのノンフィクションを基にアンセル・エルゴートが主演を務める「Tokyo Vice(原題)」といった話題作が続々と登場する予定です。
The One Where We Have To Say Goodbye.
We’re sorry to see Friends go to Warner's streaming service at the beginning of 2020 (in The US). Thanks for the memories, gang ☕
— Netflix US (@netflix) July 9, 2019
リバーデイルやアローなど現在Netflixにライセンス供与されているコンテンツは、今後数年間はNetflixにて視聴可能ですが、フレンズは2020年に米Netflixから引き上げられることが発表されました(日本国内は不明)。
Netflix、Hulu、Disney+といったサービスと競合するHBO Maxに関して、利用料金や日本向けの展開は現在のところ未定です。
HBO Max – WarnerMedia’s New Streaming Service(YouTube)
https://youtu.be/LCS4CaZ9dwg
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