メルセデス・べンツ Cクラス|タイミングが良ければC200CGIブルーエフィシェンシーも狙える【予算100万円ならコレが買い】
世界的に評価が高いプレミアムコンパクトセダン
Cクラスは、1982年に誕生した190クラス(W201)を起源とする、メルセデス・ベンツのプレミアムコンパクトセダンだ。Cクラスと呼ばれるようになったのは、2000年9月に登場した190クラスの後継モデル、W202から始まった。そして、2014年7月登場の現行型(W205)で、シリーズ4代目を数える。
歴代を通じてCクラスは、内外装の質感や堅牢さ、走行性能、乗り心地などが全方位的に高次元でバランスがとれており、フォーマルなシーンから日常使いまで幅広い用途に応える1台として、世界的に高い評価を受けている。
また、BMW 3シリーズやアウディ A4、国産車ではレクサス ISやマツダ アテンザなどと同じDセグメントに属しており、日本の道路環境にもマッチしたサイズ感で扱いやすいことから、女性ユーザーからの支持も厚い。
メルセデス・ベンツのセダンではいちばん小さな弟分的な存在だが、プレミアムコンパクトセダンということもあり、歴代モデルを見ても新車時価格は安くてもおおむね400万円オーバー。中心価格は500万~600万円だ。そんな高額車であるCクラスも、現行型を除けば予算100万円で狙える中古車がすでに数多く流通している。
中でも注目は、2007年6月~2014年6月に生産されたシリーズ3代目(W204)だ。
W204の中古車流通量はおよそ350台。そのうち、スポーティさを強調したアバンギャルドが7割を占めており、ラグジュアリーさを強調したエレガンスと標準系は少数派となる。グレード別では、1.8Lスーパーチャージャーエンジンを搭載した前期型C200コンプレッサーが最多で、2011年5月のマイナーチェンジ以降のC200ブルーエフィシェンシー、C180&C180ブルーエフィシェンシーが続く。
予算100万円圏内に絞って見ると、やはりC200コンプレッサーのアバンギャルド仕様の流通量が多く、同じくエレガンス仕様も比較的目に付く。いずれも10年落ち以上となるが走行距離5万km以下の物件が多いので、年式にこだわらないなら第一候補としてオススメだ。
より高いバリューを目指すなら、1.8L 4気筒ガソリン直噴ターボエンジンを搭載したC200CGIブルーエフィシェンシーのアバンギャルド仕様に注目。選択肢はめっきり少なくなるが、タイミングが良ければ走行距離5万km前後の物件を見つけることができる。
文/中野剛、写真/尾形和美、向後一宏
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