WOWOW でいよいよ 6/23(日)に全曲放送!SEVENTEEN 『SEVENTEEN 2019 JAPAN TOUR ‘HARU’』ライブレポート

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WOWOW でいよいよ 6/23(日)に全曲放送!SEVENTEEN 『SEVENTEEN 2019 JAPAN TOUR ‘HARU’』ライブレポート

SEVENTEEN、高度な歌唱力とダイナミックなパフォーマンスで創り上げられた圧巻のエンターテイ メントショー!WOWOW でいよいよ 6/23(日)に全曲放送!
13 人―――。
初めて彼らのステージを観たとき、13 人という大人数での完璧なまでのパフォーマンスにまず 驚いた。彼らは、ウジ、ジョンハン、ジョシュア、ドギョム、スングァンからなるボーカルチー ムと、エスクプス、ウォヌ、ミンギュ、バーノンからなるヒップホップチームと、ホシ、ジュン、 ディエイト、ディノからなるパフォーマンスチームという 13 人で構成されているのだが、いずれ かのチームがメインを務めるわけではなく、また、いずれかのチームがバックにまわってメイン を支えるというものでもなく、とにかく“13 人全員がメイン”であり、“センター”なのである。
1人1人の絶対的な個性が集まり初めて SEVENTEEN というパワーを生む。この 13 人だからこ そ意味のあるステージ。それが彼ら SEVENTEEN の魅力。
『SEVENTEEN 2019 JAPAN TOUR ‘HARU’』は、そんな彼らならではの圧巻のエンターテインメ ントショーだった。
2018 年 5 月に日本デビューを果たし、1 年足らずでオリコンアルバムランキングで 1 位を獲得 した彼らは、“セブチ”の愛称で親しまれ、急激にその威力を発揮していった。
そして今回、4 月 2 日のマリンメッセ福岡を皮切りに、全国 5 会場全 12 公演というスケジュ ールで、『SEVENTEEN 2019 JAPAN TOUR ‘HARU’』を行ったのである。
取材に入ったのは 4 月 20 日幕張メッセ国際展示場 9-11 ホール。この日のオープニングは、素 晴らしく、ド頭からオーディエンスの全ての熱量を吐き出させていた。
クールなオープニング映像が明けると、照明が SE と共にライブ本編へと派手に導き、メインス テージ前方からは炎が継ぎ目なく吹き出したのである。全てのオーディエンスの集中力が、ステ ージ中央へと集まっていた瞬間だ。ライブ中盤の見せ場の様なド派手な演出に会場は歓声に包ま れた。
が、しかし、その次の瞬間。無音がその場を支配し、花道で電話のコール音が鳴り響いたのだ。 ステージにバーノンが現れると、客席はその歓声をさらに高く上げた。 ゆっくりと電話に近づき、受話器を取るバーノン。
“もしもし” その声を合図に、メインステージの巨大なビジョンがゆっくりと左右に開かれ、そこにはバイク にまたがった 12 人のメンバーが並んでいた。歪んだギター音が中心を担う、ロック色の強い重 厚なサウンドとディープな世界観は、ダンスボーカルグループのかつての印象を覆す景色である。 届けられたのは「CALL CALL CALL!」。
SEVENTEEN の日本デビュー曲である。シンクロ率 200%のさすがのダンスパフォーマンスと、 “今すぐ電話して”“会いたいよ”“すぐ行くよ”というストレートな愛が詰まった歌詞に、オー ディエンスはすっかり取り込まれていった。

間髪入れずに届けられたのは、韓国語で届けられた「CLAP」。エレキギターのヘビーな音像が、

「CALL CALL CALL!」からの流れを、よりロックに染め上げていった。全員で声を重ねるキャッ チーな“チャチャチャチャ”のキーワードとクラップ部分が、ロックサウンドと素晴らしい融合 を見せる中、13 人はとても美しく華麗な足さばきを魅せるパフォーマンスを披露した。同じ曲 中にある憂いが宿る間奏部分では、客席から“この曲で差し込まれるお決まりのコール”が加え られ、ライブならではの「CLAP」を楽しませてくれた。さすがは代表曲。圧倒的な盛り上がりを 見せたことは言うまでもない。

この 2 曲を届けたところで、それぞれの性格が垣間見られる短めな挨拶を日本語で届け、CARAT(SEVENTEEN のファンの名称)達を喜ばせると、彼らはここからさらにエンジンを吹かし、本格 的に攻めの体制へとモードチェンジしていった。
挨拶を挟んで届けられていったのは「Good to Me」「Crazy in Love」といったトーンを落とし たミディアムチューンであった。
歌唱力の高さと表現力の高さを見せつけられた「Good to Me」「Crazy in Love」。これも彼ら の武器と言っても過言ではない。ここから「ROCK」へと繋げていったのだが、「ROCK」では、客 席からは見ることの出来ない風車のようにまわるフォーメーションを WOWOW のカメラが捕らえ ているのも注目したいところだ。
また、彼らならではの見せ場でもあるユニットでの演出は、とても見応えのあるブロックだっ たと言える。
エスクプス、ウォヌ、ミンギュ、バーノンからなるヒップホップチームで届けられた「Check-In」 「What’s Good」ではフロアを縦に揺らし、ホシ、ジュン、ディエイト、ディノからなるパフォ ーマンスチームは「HIGHLIGHT -Japanese ver.-」「MOONWALKER」でアグレッシブなダンスを交え た歌で魅了し、ウジ、ジョンハン、ジョシュア、ドギョム、スングァンからなるボーカルチーム は、「Pinwheel」「Come to me」を届け、じっくりと歌い上げ、重なり合うその美しいコーラスワ ークで客席を静まり返らせていた。
この日は、日本で初めて届けられる楽曲達もあったことから、オーディエンスは、その曲を生 で聴けたことへの感動も大きかったようだ。
全く違った魅せ方でそれぞれのチームを表現したこの時間は、SEVENTEEN というグループの振 り幅の広さと、奥行きの深さを改めて感じさせてくれる時間となった。
そして、「Run to You」から再び 13 人がステージに揃って歌を届けていったのだが、ポップ 色の強いロックである「Run to You」から、一気に盛り上げて行くのかと思いきや、彼らはその 真逆を選んでいたのである。この流れには、オーディエンスも意表をつかれたのではないだろう か。しかし、静かに歌い上げられるバラード「Don’t Wanna Cry (Acoustic Ver.)」へと舵を切 ったこの流れを受け、“この振り幅に対応できるキャパシティの広さこそが SEVENTEEN である” ことを知った気がした。グループ内に全く異なる3つのユニットがあってこそ宿る魅力なのだろ う。
フェイクやファルセットを用いて歌われた「Don’t Wanna Cry (Acoustic Ver.)」はとても美 しく、メロディラップが心地よく響いた「Without You」はアンニュイなダンスパフォーマンス

と高度な歌唱を見せつけた景色となったのだが、ピンクの照明に包まれ、ムーディな世界へとオ ーディエンスを誘った「Fast Pace」では、他の楽曲にはない肌触りを残していたのも、と ても印象深い瞬間となった。
SEVENTEEN というグループは、どこまで果てしない表現力を隠し持っているのだろう?

大きな歓声が上がっていたのは、韓国でリリースされた最新曲である「Home」。オーディエン スはしっかりと歌に差し込む掛け声を完璧な状態で彼らに贈っていたのが、とても印象的だった。13 人が HARU にちなんだ、薄い春色のスーツで歌い上げていたこの辺りの流れは、SEVENTEEN
というアーティスト性を強く感じさせてもらえたブロックでもあったといえる。
この日は、長い MC を途中に挟むことなく、とにかくエンターテインメント一色に染め上げた、 アーティスティックな構成で届けてくれたのだが、私服っぽいカジュアルな衣装に身を包んで届 けられた後半戦では、DA PUMP の「U.S.A.」を完璧なコピーで楽しませたり、長めのトークで素 顔を覗かせたりと、メリハリのある流れで、飽きることなく楽しませてくれたのだった。このラ イブの模様がいよいよ 6/23(日)に WOWOW で放送される。2018 年のライブと併せて、彼らの魅 力が詰まった最高のエンターテインメントショーをお見逃しなく!

【番組情報】
SEVENTEEN 2019 JAPAN TOUR ‘HARU’6/23(日)夜 9:00 WOWOW ライブ*スマホやタブレットでも見られるネット同時配信あり!詳しくは WOWOW メンバーズオンデマンドをチェック⇒ https://www.wowow.co.jp/mod
【関連番組】
SEVENTEEN「2018 SEVENTEEN CONCERT ‘IDEAL CUT’ IN JAPAN」6/20(木)深夜 1:15 WOWOW ライブ
【“#セブチに質問”アンサー動画配信中】
メンバー全員が CARAT の質問に答えた貴重な映像を配信中! 詳しくは WOWOW メンバーズオンデマンドをチェック
⇒ https://www.wowow.co.jp/mod
【プロモーション映像公開中】
番組サイトをチェック⇒ https://www.wowow.co.jp/seventeen/
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