ロシア海軍元提督「戦争中じゃないんだから食後に日光浴したって問題ないさ」――米露軍艦同士の異常接近事件を受けて

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大国同士の関係というのは、政治的には険悪な仲のようでも、前線の兵士たち同士は彼らなりの交流を通して友好関係を築いているものなのかもしれない。少なくともロシア海軍の兵士たちは米軍との関係を楽観視しているように見える。

6月7日の正午頃、東シナ海で米露の軍艦同士が衝突寸前まで異常接近する重大事件が発生した。両国は互いの操艦を非難し合っているが、米海軍が撮影したロシア艦の動画をよく見てみよう。後部ヘリ甲板をアップにしたところに注目。


https://twitter.com/HoansSolo/status/1136972431355187200

追記:ロシア水兵は船旅を楽しんでいるようですね。

そう、どう見ても乗組員数人が短パン一丁の姿でおくつろぎ中なのだ。1人はビーチチェアらしきものまで持ち出して完全にバカンス気取りだ。

たるみきっているようにも見えるこのロシア水兵の勤務態度だが、ロシア軍的には問題はなかったのだろうか? ロシア海軍の元提督、バレンティン・セリバノフ氏はロシアメディアに対し、聖書の一節をもじってこう答えている。

「戦いの時もあれば日光浴の時もある」

「艦は東シナ海の公海上を移動していた。船員と将校は南洋勤務中の昼休みを満喫していたのだ。日光浴をしているのが1人いたということは他にも何十人もいただろうね。日光浴をするのに裸になるのは当然だろう」と。ふむ、要するに戦時中じゃないから何も問題はないと。

何かと「おそロシア」な方面ばかり拾われがちなロシア関連ニュースだけど、軍隊に関しては、戦う意志のなさそうな、これぐらいユル~い方が安心できていいかもしれないね。

画像とソース引用:『Twitter』及び『sputniknews.com』より
https://sputniknews.com/asia/201906101075770078-us-cruiser-russian-destroyer-near-collision-naval-incident/[リンク]

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