ユーザーの不在時に自宅の冷蔵庫へ食材などを届ける配送サービス、ウォルマートが今秋開始

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大手スーパーマーケットチェーンのウォルマート(Walmart)は、2019年6月、ユーザーの不在時に配達員が自宅に入り、ネットスーパーで注文した商品を冷蔵庫などに届ける「Walmart InHome Delivery」を発表した。

2019年秋には、カンザスシティ、ピッツバーグ、ベロビーチの米国3都市に居住する100万人以上のユーザーを対象に、この新たな配送サービスを展開する。

・ユーザーの不在時に自宅に入って冷蔵庫に食材などを届ける

「Walmart InHome Delivery」では、ユーザーがネットスーパーで商品を注文する際、配送日を指定すると、ウォルマートの専門配達員がスマートロックを使って不在中の自宅に入り、ユーザーに代わって、生鮮食品や飲み物などを整理して冷蔵庫に収納する流れ。

専門配達員にはウェアラブルカメラが装着されており、ユーザーはモバイル端末を介して配達員が自宅内で作業する様子を遠隔でモニタリングできる。

・ウォルマートのネットスーパー事業が好調

ウォルマートの2020年1月期第1四半期決算では、米国でのEコマース事業の売上が対前年同期比37%増となり、とりわけネットスーパーが好調な業績をあげている。

2019年5月には、22万種類の売れ筋商品を対象に、ネットスーパーでの1回あたりの注文金額が35ドル(約3785円)以上の場合、配送料無料で翌日に商品を配送する「NextDay delivery」も新たに開始した。

ウォルマートでは、「Walmart InHome Delivery」を導入することで、ユーザーの多様なニーズにきめ細かく応え、ネットスーパー事業のさらなる拡大につなげたい方針だ。(文 松岡由希子)

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