全国No1地価高騰率の倶知安町(ニセコ町)を道民の視点で考察!(Quality of Life)
今回はくじらっきーさんのブログ『Quality of Life』からご寄稿いただきました。
全国No1地価高騰率の倶知安町(ニセコ町)を道民の視点で考察!(Quality of Life)
こんにちは、くじらっきー(@toushikujilucky)です。
週末は、相場もブログも忘れて、休養してきました!
リフレッシュ大事です!
今回行ってきたのは、ニセコ町です。
道民のくじらっきーにとっては気軽に行けるスポットなのですが、道民以外の方はあまり馴染みがないのでは・・と思っていました。
ところが、近年、このニセコ町や近隣の倶知安町の地価が高騰しているという話をよく聞きます。
その理由は何故なんだろう?
素朴な疑問を抱いていました。
不動産投資ってよく聞きますけど、道民のくじらっきーには無縁のものと思っていました。
あまり身近に感じないんですよね。
札幌近郊ならまだわかりますが、他の地域は軒並み人口減で高齢者ばかりです。
昔は、土地と家は財産というイメージでしたが、今では買い取ってくれる人もいなく、負の財産とさえ言われてしまってます。
しかし、そうでない地域もあるらしい!!
今回は、ニセコ町・倶知安町の地価が高騰している理由を道民の視点から考察してみたいと思います!
北海道の地価から見る倶知安町の地価
なぜ倶知安町の地価が高騰しているのか?
外国人富裕層が目をつけたリゾート地への投資
実際にニセコリゾート地を見てきた
外国人労働者が多い!
道民くじらっきーの感想
北海道の地価から見る倶知安町の地価
まずは、軽く北海道の地価を見ていきます。
47都道府県中、25位。THE平均!って感じですね。
全国地価上昇率ランキングは13位!
へええええ!結構上位なんだね!知らんかったw
坪単価は、まぁ当たり前ですが、札幌市中心が断トツに高い!
ちなみに、くじらっきーは2位の北区に住んでいます。北海道で2番目に地価の高い地域に住んでいたなんて自分でもビックリだわ・・w
どうりで家賃高いわけだ・・(泣)
続いては、上昇率ランキングです。
倶知安町ブッチギリすぎてワロスwww
何、これ?ちょっと信じられんレベルww
ちなみに108位までありますが、上位16位以下は全て暴落です。
要するに、札幌以外の地価はほぼ上昇していない、むしろ下落しているんですね。
ちなみに、全国地価上昇ランキングでもブッチギリ1位です!
アリエネ~www
道民からしてみれば、札幌以外の片田舎がなんでこんな上昇してるの?って感じです。
なぜ倶知安町の地価が高騰しているのか?
倶知安町の地価が何故高騰しているのでしょう?
あ、その前に倶知安(くっちゃん)と呼びます。
道民なら読めない人いませんが、知らなければ読めませんよね。
『倶知安町HP』
https://www.town.kutchan.hokkaido.jp/
倶知安町の人口は15,000人程度。ちょうど札幌から車で2時間くらいの距離に位置しています。
人口からもアクセスからも高騰する理由は読み取れません。
右上、赤○部分が倶知安町の駅付近。下の赤○がニセコ駅付近になります。
ここで、注目したいのは、ピンク□で囲まれた、ニセコのメインであるスキー場・ゴルフ場などのリゾート施設帯です!
道民のくじらっきーからすれば、ニセコといえばスキーをしにいく所というイメージ。一方、くじらっきー父からすれば、ゴルフをしにいくところらしいですw
夏はゴルフと自然、冬はスキーが楽しめる地域ということになります!
しかし・・
全国にも同じようなところってあるんじゃ・・?
ここまで注目され、地価が高騰する理由が他にもあるはず・・
外国人富裕層が目をつけたリゾート地への投資
「ニセコの住宅地の地価が30%近く上昇した理由とは」2017年11月14日『三菱地所リアルエステートサービス株式会社』
http://www.mecyes.co.jp/library/watch/13
こんな記事を見つけました。
始まりは、オーストラリア人が目をつけたことにあったらしい。
オーストラリア人は無類のスキー好きで知られています。
そんな中、ニセコのパウダースノーが価値を生み出した!
確かに・・ニセコの雪質は素晴らしいです。スキーヤーは一度は行くべき場所でしょう。
ニセコの素晴らしさが口コミで広がり、観光地として脚光を浴びて、今では一大リゾート地にするべく富裕層が投資を行っているということのようです。
オーストラリア人だけでなく、アジア系の資本も大量に流入しているとの話も聞きます。
現地には、不動産業者らしきものもたくさんありました!
なるほど、外国人パワーですか・・恐るべし。
実際にニセコリゾート地を見てきた
これは、スキー場地域の様子です。冬のシーズンに向けて開発が進んでいます。
リゾート街化しています。昔はこんなのなかった・・・
開発されてるわ、、マジで・・
近隣のショップを見ると、日本語表記の店が少ない・・
明らかに外国人客向けの店が多いですね。
お洒落な店もたくさんあります。
こんなに発展していたとは・・
今回注目したのは、この超高級そうな、ハイクラスコテージの大開発地域。
すごい数の開発を行っていました。
気になったので、HPを見てみると、外国人向けの宿泊コテージがたくさん。
「THE ORCHARDS NISEKO」『MnK Niseko』
http://www.mnkniseko.com/the-orchards-niseko
ハイシーズンは予約殺到なんでしょうね!
いや~ちょっと衝撃を受けました。
北海道で、こんなにも近代的な開発が進められている地域があったとは・・
ハイシーズンに外国人が長期滞在できるコンドミニアム型の施設もたくさん開発されており、本気度が伺えます。
こうして目の当たりにすると、一大リゾート地になりそうな予感がしますね!
外国人労働者が多い!
今回は、近隣の温泉施設に泊まったのですが、外国人労働者の多さが目につきました。
フロントも売店もほぼ外国人労働者です。
「ニセコの住宅地の地価が30%近く上昇した理由とは」2017年11月14日『三菱地所リアルエステートサービス株式会社』
http://www.mecyes.co.jp/library/watch/13
どうやら、このニセコを一大リゾート地化するために、外国人労働者を受け入れる体制をニセコの地元民が受け入れている土壌があるようです。
外国人の資本を受け入れ、労働者を受け入れ、そして発展を目指していく。
外国人にとっても地元民にとってもWinWinの関係を築けるように工夫しているのでしょうね。
道民くじらっきーの感想
今回、たまたまこの地域に旅行に行きましたが、子どもの頃に行った記憶のニセコじゃなくなってる!!
最初の感想はこれですw
ここまで、変われるものなのか!と逆に感心しました。
北海道は観光地として有名な場所がたくさんあります。
ですが、ニセコはリゾート地としての発展を遂げています。
ターゲット層も明確ですし、新しいスポットとして、これからも期待が持てそうですよね。
こんな地域もあったのか!?と一つ学ぶことができました。
冬のシーズンには、また違った顔を見せてくれそうなので機会があったら行ってみたいと思います!
夏は夏で自然が豊かで、様々なレジャー体験もできて楽しいですけどね!
今回は倶知安町・ニセコの地価が高騰している理由を道民の視点から考察してみました!また次回の記事でお会いしましょう!
執筆: この記事はくじらっきーさんのブログ『Quality of Life』からご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2019年6月5日時点のものです。
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