収益の50%を地域コミュニティに寄付するP2P型空き部屋マッチングサービス「Fairbnb」

2016年にイタリアのベニス、ボローニャ、オランダの首都アムステルダムで相次いで生まれ、2018年末には、協同組合として正式に組織された。
・手数料の50%を地域活性化プロジェクトに寄付

Fairbnbでは、国や地方自治体が定める民泊の法令を遵守した物件のみを扱い、1ユーザーあたり1物件のみ投稿できる。
また、Fairbnbが成約ごとに得る手数料のうち、50%を地域コミュニティに寄付する仕組み。
旅行者が、公民館の建設やコミュニティガーデンの設置など、応援したい地域活性化プロジェクトを指定すると、手数料の半額がそのプロジェクトに寄付される流れとなっている。
・オープンプラットフォームとして世界各地に展開へ
Fairbnbは、この空き部屋マッチングサービスの正式なリリースに先立ってIndiegogo(インディーゴーゴー)でクラウドファンディングを実施し、8556ドル(約93万7200円)以上の資金を調達している。
Fairbnbはオープンプラットフォームを志向しており、今後、欧州を中心に、世界各地で幅広く展開していく方針だ。(文 松岡由希子)

ウェブサイト: https://techable.jp/
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