マドンナ、スウェイ・リー参加の新曲「Crave」のMV公開
2019年5月22日、マドンナがレイ・シュリマーのSwae Lee(スウェイ・リー)をフィーチャーした新曲「Crave」のミュージック・ビデオを公開した。
Crave(クレイヴ)は英語で“渇望する”などの意味があり、MVの冒頭では米ニューヨークのビル群をカメラがゆっくり映し出す中、「私はあなたを待っている。あなたのことをずっと待ち続けてきた。私は危険に惹かれてしまう。I crave it. (欲しくてたまらない)」とマドンナのモノローグが入る。
「私たちは皆、自分に良くないとわかっているものを欲しがるじゃない?最終的に自分を壊してしまうかもしれないってわかっているものを。なのにそれに向かって飛んで行ってしまう。手に入らないものを常に欲しがりながら」とモノローグは続く。マドンナの分身であるマダムXがメモに手書きで次々とメッセージを書き、それを伝書鳩に託してビルの屋上から放つと、アコースティック・ギターとハンドクラップのビートが始まる。
ビデオは、ほとんどがモノクロで、一人で倉庫らしき空間で踊っているマドンナと、どこか別のビルで鳩を受け取りながらラップするスウェイ・リーの姿がところどころでビビッドなカラーで映し出される。
二人がようやく合流するのはビデオの最後で、マダムXからのメモをすべて鳩小屋に貼り付けていたスウェイ・リーが最後の鳩を受け取り、彼女の元へと急ぐ。ビルの屋上で出会う二人はお互いに手を伸ばし、ミケランジェロの「アダムの創造」を彷彿とさせるカットでマダムXの指先から聖なる電流が走る、という内容だ。ビヨンセやジャスティン・ティンバーレイクの作品で知られるポルトガル人監督Nuno Xicoによる、スローモーションを効果的に使用した映像美が印象的なMVとなっている。
6月14日にリリースされるマドンナのニュー・アルバム『マダムX』からは、マルーマをフィーチャーした「Medellin」、ミーゴスのクエイヴォをフィーチャーした「Future」、そして「I Rise」がすでに公開されている。
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