エイプリルフールの企画が現実のものに! 数年内にRazorのToasterが商品化へ

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海外の企業がエイプリルフールとして世間をあっと驚かせるようなサービスやニュースを発表するのはよくあること。見るからに非現実的のものもあれば、こんなの欲しいと思わせるものまで、さまざまだ。

米国のゲーム周辺機器メーカーRazorがエイプリルフールとして発表したトースターは、後者のタイプとして消費者に認識されたようだ。このトースターが欲しい、という声が多く集まり、実際に製造されることになった。

・ロゴが浮かび上がる

レーザーファンならご存知、同社のロゴマークは3匹のヘビが絡み合う独特のデザイン。トースターでパンを焼くと、焼き色がついたトーストにこのロゴマークが白く浮かび上がるようになっている。

このトースターのアイデアにひかれたファンは多かったようだ。アイデアが披露された途端、たちまちFacebookにファンページが立ち上がった。ページの名称は「Give us the Razor Toaster」だ。

・“ファンの勝利”

そうした事態を受け、Razorの共同創設者でCEOのMin-Liang Tan氏はこのページが100万の「いいね!」を集めたら製造する、と投稿。その後、100万は高すぎるハードルと思ったのか、プロジェクト名称の「Breadwinner」のタトゥーの写真1枚の投稿は10万の「いいね!」として換算される、とした。

すると、「いいね!」に加えてBreadwinnerが彫られたタトゥーの写真も多数投稿された。そしてTan氏はこのほど“ファンの勝利”を認め、トースターをつくることを宣言した。

とはいえ、これからデザイナーやエンジニアを集めてチームを編成するとのこと。また、普通のトースターではなく、スマホ充電などプラスアルファの機能搭載タイプが開発される見込みで、商品化には数年かかるという。

Razor Project Breadwinner

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