リアル『ロボジー』だと話題になったロシアのアイツが今度はサッカーの始球式に登場
去年12月、ロシアのテレビニュース番組で「最先端ロボット」と紹介され物議を醸したアイツが、今度はサッカーの始球式に現れた!
Какой же стыд. Чиновники опять выпустили человека в костюме робота Алёши — теперь на матч ЦСКА-Оренбург. Человек усиленно старается повторить походку робота и притвориться искусственным интеллектом. Получается НЕ ОЧЕНЬ.Впрочем, комментаторы Матч-тв в восторге. А это главное pic.twitter.com/Atb8piQQQk— Здесь Шепелин (@ilya_shepelin) 2019年4月13日
https://twitter.com/ilya_shepelin/status/1117030322754019329
アイツが登場したのは、13日にモスクワで行われたCSKA対オレンブルク戦の始球式。アナウンサーに「有名なロボット“アリョーシャ”が招待されています」と紹介された例の2足歩行ロボットは、自らの足でセンターマークまで歩いていき、サッカーボールを蹴り入れると、また歩いてフィールドの外へ退場していった。
アナウンサーが「ロボット」と呼び、解説者は「人工知能」と呼んだコイツだが、その正体は見ればすぐに分かる通り、中に人が入った、ただのコスプレ。アイアンマンやロボコップ、ストームトルーパーなどのコスプレスーツの制作を得意とする会社が約43万円で販売している、誰でも買えるロボットスーツだ。
ロシアでリアル『ロボジー』がバレる? しゃべって踊れる最先端ロボットの中に人が入っていた!
https://getnews.jp/archives/2104781[リンク]
ロシア人の中にはこのロボットコスプレを「祖国の恥だ」と否定的に考える人もいるようだが、興行主側としては前回、世界的ニュースとなったことに味を占めたのだろうか。今後もあちこちのイベントに登場してきそうである。
画像とソース引用:『Twitter』及び『meduza.io』より
https://meduza.io/shapito/2019/04/13/telekanal-match-pokazal-kak-robot-alesha-vvodit-myach-v-igru-tolko-eto-opyat-ne-robot-a-chelovek-v-kostyume[リンク]
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: ろくす) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。