青春音楽ストーリー『JK☆ROCK』主演の注目若手俳優・福山翔大インタビュー「大人も一歩踏み出す勇気をもらえる作品」
2人の「JOE」を中心に絶大な人気を誇っていたロックバンド「JoKers」が突然解散、音楽を捨ててくすぶっている主人公・丈が、初心者女子高生バンドへの指導を通して音楽への情熱を取り戻していく青春ストーリー『JK☆ROCK』が4月6日より公開となります。
本作は『恋人はスナイパー』(04)や、TVシリーズ「仮面ライダーアギト」などを手がけた六車俊治監督による完全オリジナルストーリーで描かれる青春ストーリー。
才能がありながらも音楽への気持ちを諦め、別の道に進もうとする丈を演じるのは、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」や映画『土竜の唄 香港狂騒曲』(2016年)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017 年)、ミュージカル『薄桜鬼 原田左之助篇』(2017年)など、TVドラマや映画、CM や舞台など幅広く活躍する福山翔大さん。
今回は福山さんに映画について、自身の高校生時代について色々と話を伺いました。
――映画拝見しまして、大変素晴らしい青春ムービーで、大人世代も昔を思い出してキラキラした気持ちになると思いました! 福山さんは本作が映画初主演ですが、プレッシャーは大きかったのではないですか?
福山:もちろんプレッシャーもありましたし、主演という立ち振る舞いをどうすれば良いのかと思いました。ただ、ありがたいことに本作は完全オリジナルで原作もないので、監督や共演者のみんなとイチから映画を作っていけたので、そういう意味では気が楽になり楽しかったです。
――こちらの役柄はオーディションで勝ち取ったのでしょうか?
福山:そうです。この作品の前に、ドラマ『You May Dream ~ユーメイ ドリーム』(NHK)でロックバンド「シーナ&ロケッツ」の鮎川誠さんを演じさせていただいて、ギターもその時に練習をしていたのですが、自分の中で音楽が楽しく、身近になった頃に『JK☆ROCK』のオーディションがあって。『You May Dream ~ユーメイ ドリーム』の打ち上げでいただいたエレキギターを持参して、弾き語りをやりました。それで合格したので喜びが本当に大きかったです。
――本当に素晴らしい演奏で、カリスマ的なロックアーティストという説得力がありましたね。
福山:いえいえ、全然まだそんな域ではないのですが……。でもそう思っていただけたら嬉しいです。丈という役柄に対して、若さ故の不器用さと力強さを感じていたので、自由なライブシーンを表現したいと思っていたました。「ONE OK ROCK」のライブ映像を見て、Takaさんの自由で素晴らしい動きを研究したり。
――福山さんの歌声に魅了される観客も多いと思います。
福山:ありがとうございます。音楽は『You May Dream ~ユーメイ ドリーム』、『JK☆ROCK』と出させていただいて大好きになって、今でも趣味でギターを弾いているので、これからも続けていきたいと思っています!
――その他、撮影で印象に残っていることはありますか?
福山:ランボルギーニに乗るシーンは印象的でした。一番リハーサルを重ねたシーンです。僕はもともと芝居をガチガチに固めたくはないタイプなのですが、このシーンは回を重ねるごとに、どんどん感情が出てきて。映画でもその熱気ごと感じていただけたら嬉しいです。
――皆さん、ぜひランボルギーニのシーンにご注目です! さて、本作のもう一つの主人公といえば、女子高生バンド『DROP DOLL』ですが、福山さんはどんな高校生だったのですか?
福山:僕、全く青春ってしていないっていうか、つまらない男だった自信があります(笑)。高校時代に「3年間で映画1,200本以上観られなかったら、上京できない」という自分ルールを作っていて、友達と遊ぶ時間をほとんど削っちゃったんですよ。誘われても断って家でずっと映画を観ていたので。結構やばい奴だったかもしれません(笑)。
――すごい!実際にその本数観たわけですよね。
福山:観ました。もう高校時代の印象って「映画観てた」しかないくらいに。状況してからも狭いアパートでひたすらレンタルして映画を観てました。
――ちなみにそれだけ映画をご覧になった福山さんのベスト1をお聞きして良いですか?
福山:映画ってその時の気分とか、状況で感じ方が違うので難しいのですが、『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)がすごく好きです。
――自分へのルールも達成して、無事に俳優となって、初主演の本作は灌漑深いですね。
福山:はい、なので青春映画なので若い方だけというわけではなく、多くの方にこの作品を観ていただきたいです。生きていると、たくさん悩みがあると思うんですけど、考えて止まっちゃうぐらいだったら、思いっきり勇気を出して、一歩踏み出してほしい。この映画はそんな勇気と元気を与えてくれると思うので、ぜひお楽しみください!
――今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!
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https://getnews.jp/archives/2133095
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