アヴリル・ラヴィーン、難病を乗り越え5年ぶりの来日イベントで感動のライヴパフォーマンス
2019年2月に通算6枚目となるニュー・アルバム『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』をリリースしたアヴリル・ラヴィーンが、3月27日に東京・恵比寿で来日ファンイベント【<祝・復活!>Japan Fan Event】を開催した。
この間にアヴリル・ラヴィーンが、難病のライム病に感染して壮絶な闘病生活を送っていたことを、ファンならずともご存じの方は多いだろう。2年間も寝たきり状態が続き、死を意識した時もあったのだとか。アルバムのタイトル曲「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」は、ベッドで溺れるような感覚の中で作ったという渾身のバラードだ。そんな背景もあり、とても温かな拍手と声援に迎えられて登場したアヴリルは、日本語で「ダイスキ、ジャパン。ミンナ、サイコー」と感慨深げに挨拶。アコースティック・セットで「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」と、セカンド・アルバム『アンダー・マイ・スキン』収録の「マイ・ハッピー・エンディング」を披露した。
内なる何かが呼び覚まされたかのように、一段と情感を増した生歌のパフォーマンスに、会場には感極まって涙するファンも。ライヴ後にはトークで、「大好きな日本のファンと、こんな近くで会えて嬉しい」「ニュー・アルバムは、この数年間の自分の人生を歌った作品」「今回はゆっくり滞在できて、増上寺や原宿を観光したり、買い物を楽しんだりした。でも今日が一番!」などと語り、ファンから寄せられた質問にも答えたアヴリル。最後はファンお待ちかねのフォト・セッションで、より親密なムードの中、満面の笑顔で再会を約束していた。
Text by 鈴木宏和
Photos by YUKI KUROYANAGI, KAYOKO YAMAMOTO and DiPPLE
◎リリース情報
アルバム『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』
2019/2/15 RELEASE
<完全生産限定(カードケース付)デラックス盤>
SICX30068-69 3,500円(tax out.)
<通常盤>
SICX-30067 2,400円(tax out.)
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