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【Interview】握手するだけで情報をやり取り!次世代型コミュニケーション支援サービス「HiT」とは?

QUANTUM社は業種・業態が異なる複数の大企業や大企業とスタートアップ企業など、従来は交わることのなかった同志が共創し、新しい製品・サービス・事業・企業体を連続的に生み出すスタートアップスタジオ。天気予報を自動表示するIoTサイネージ「QM weather.」をはじめ、これまでにさまざまな製品・サービスを開発してきた。

そんな同社が新たに挑んだのは、次世代型コミュニケーション支援サービス「HIT」。特殊デバイスを身に着けた者同士が触れ合うだけで、必要な情報を相手に瞬時に伝えることができるという、画期的なシステムだ。

このサービスをいち早く導入したのが、イオングループの結婚相手紹介サービス・ツヴァイ。すでに婚活パーティーにおける採用が決定しており、カップル成立に向けたコミュニケーションを促進していく予定だという。

取材に応じてくれたのは、QUANTUMチーフエンジニアの志和 敏之(しわ としゆき)氏。誕生のきっかけから今後の展望まで、さまざまな話を聞いた。

・パナソニックの技術を活用したサービス

Q1:まずは、このようなサービスを提供するに至ったきっかけからお聞かせください。

人体通信というパナソニックが持っていた技術の特徴(長所と短所)を検討し、その中でユーザーの価値につながる点を、パナソニックとQUANTUMの合同チームで一生懸命考えました。

その結果握手やハイタッチなど、すでに私たちがやっているようなコミュニケーションにうまくこの技術を溶け込ませられるのでは、という結論に至り、本サ―ビスを開発しました。

Q2:「HiT」とはどんなサービスなのでしょうか。仕組みや特長についてあらためて教えてください。

「HiT」はパナソニックによる人体通信の技術を使った、コミュニケーションのサポートサービスです。握手やハイタッチなど、ヒトとヒトのコミュニケーションを邪魔することなく通信に寄り添わせ、普段の我々のコミュニケーションをより豊かにします。

まず、お互いの手首にスマートバンド型の人体通信送受信機を巻きます。(その状態で)握手やハイタッチをすると、送受信機のIDの受け渡しができます。受け渡したIDに応じてコンテンツを出し分けられるので、さまざまな場面での活用が可能です。

・テーマパークでやイベントでの小道具としても利用可

Q3:開発にあたって最も苦労したのは、どのようなところでしょうか。

人体通信は微弱な電波を人体に重畳し、電界を作り出します。握手などで触れることにより、その電界を橋渡しして通信しています。この電波は微弱なので人体への影響はありませんし、通信中の情報を読み取られる危険性も低いです。

開発当初は通信が安定せず、大変でした。そのため今回のサービス提供に至るまでイベントや実証実験など、いろいろな形で技術を使ってもらう場面を作りました。おかげさまでサービスそのものもそうですが、技術もブラッシュアップすることができました。

Q4:今後の展開について教えてください。

まずは婚活パーティーを盛り上げるためのツールとして、その可能性をツヴァイさんと一緒に探っていこうと思います。

さらに、ユーザーの普段の行動をなるべく阻害しない形で情報のやり取りができる性質を生かし、テーマパークでの利用やイベントでの小道具として使うなど、婚活パーティー以外の用途も検討中です。

デジタル端末やSNSの普及によって、人間同士の交流がどこか希薄になっている現代。しかし、コミュニケーションは円滑な社会を築く上で欠かせないものだ。だからこそ「HIT」にかかる期待は大きい。今後の展開に注目したい。

HIT/紹介動画

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