ドローンの飛行時間を2倍にする技術を米研究チームが開発

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いま、ドローンのより大きな可能性を求めて、さまざまな開発が行われている。

今回、米ケース・ウェスタン・リザーブ大学のPrakash博士が率いるオハイオ連邦研究ネットワーク(OFRN)プロジェクトチームは、ドローンの飛行時間を2倍にすることに成功した。

・翼にバッテリーパックを内蔵して飛行時間を2倍に

研究チームは、1つのプロペラを持つグラスファイバー製飛行機を作成した。

前回のテストでは、同じ自動飛行機は1回の充電で91分間飛行したが、今回の飛行時間は171分間。約2倍に伸びた。

その秘密は翼にある。長さ2,13メートル、幅1,82メートルの翼にバッテリーパックを内蔵させたのだ。

・将来的には大きなドローンや有人機にも活用できる可能性も

さらに、翼にバッテリーパックを内蔵させたことで、飛行機内により大きな空きスペースが生まれ、総重量を減らすことに成功した。これは、大きな可能性を秘めている。

研究チームは、将来的にバッテリーシステムをより大きなドローンや有人機にも活用して、配達荷物や乗客も輸送できるようになるかもしれないと考える。今後のさらなる研究開発が期待される。

Western Reserve University
Ohio Federal Research Network

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