無人フードコートをシンガポールに登場!フードデリバリーサービス「Deliveroo」が開設

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英国、フランス、シンガポールなど世界13カ国で展開するオンデマンド型フードデリバリーサービスDeliveroo(デリバルー)は、2019年3月、シンガポールの複合オフィスビル「ALICE@MEDIAPOLIS」で無人フードコート「Deliveroo Food Market」を開設した。

・メニューの注文から受取までを自動化

「Deliveroo Food Market」は、米サンフランシスコのスタートアップ企業「eatsa」が開発した飲食店向け業務自動化ソリューションを採用し、メニューの注文、決済、受取のプロセスを自動化しているのが特徴だ。

利用者が専用端末でメニューを注文し、キャッシュレスで決済すると、注文ごとの進捗状況が店内のデジタルディスプレイにリアルタイムで表示される仕組み。

注文したメニューが出来上がると、専用の受取ロッカーに利用者の名前が表示され、利用者は受取ロッカーのスクリーンを2回タッチして解錠し、これを取り出す流れとなっている。

・より多様なアプローチで飲食店と消費者をつなぐ試み

座席数40席の「Deliveroo Food Market」には、ハンバーガーや麺類、中華、和食など、12の飲食店が参加しており、多彩なジャンルから好きな料理を選べるのが魅力。

Deliverooでは、「Deliveroo Food Market」を通じて最先端のテクノロジーを活用した新しい外食体験を消費者に提供し、従来の宅配型サービスにとどまらず、より多様なアプローチによって、飲食店と消費者とをシームレスにつなごうとしている。(文 松岡由希子)

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