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友情・信頼・勇気の尊さが伝わる女性の友情にブリー・ラーソンの“動ける美しさ”『キャプテン・マーベル』クロスレビュー

いよいよ本日3月15(金)より公開となった映画『キャプテン・マーベル』のクロスレビュー。ネタバレ無しですのでご安心くださいませ。

【ストーリー】
記憶を失ったヒーロー、キャプテン・マーベル。彼女の過去に隠された “秘密”が、恐るべき戦いの引き金となってしまう。
自在に姿を変える正体不明の敵に狙われ、孤独や不安に打ちのめされても、彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる。
果たして彼女は記憶を取り戻し、この戦いを終わらせることができるのか?
そして、最後につかむ“衝撃の真実”とは…?
禁断の記憶の謎を追う、サスペンスフル・アクションが幕を開ける!

監督&脚本:アンナ・ボーデン&ライアン・フレック
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ブリー・ラーソン、ジュード・ロウ、サミュエル・L.ジャクソン、クラーク・グレッグ、茶トラの猫さん

https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel/

【関連記事】本当は優しい癒しキャラ? 見えない力が共存している? 『キャプテン・マーベル』がどんな人が勝手に占ってみた!
https://getnews.jp/archives/2130757 [リンク]

(C)Marvel Studios 2019

友情、信頼、勇気の尊さが力強く伝わるキャプテン・マーベルと親友マリアのエピソード

毎回絶対に楽しませてくれるマーベル・シネマティック・ユニバースですが、新作『キャプテン・マーベル』でイチオシの要素は、ブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベルの人間らしさ! 歴代のMCU作品でいちばん身近に感じられ、応援したくなるキャラクターなのです。アイアンマンやキャップやソーやハルクらは、ヒーローになること自体を誰かに邪魔されるようなことはなかったのに対し(バナー博士はハルクに変身することに葛藤はありますが)、今回のキャプテン・マーベルは、女性というだけでどんなに努力しても認めてもらえず、キャリアの道を閉ざされたり、理不尽な扱いを受けてさんざん悔しい思いをしてきました。その彼女が苦しみながらもくじけずに実力でヒーローになっていく姿には胸が熱くなること間違いなし。スクリーンに向かって応援したくなり、観ている自分も前向きになろうという気持ちにさせてくれます。

MCUならではの壮大な世界観のもとでストーリーがくりひろげられていく中、もっとも忘れられないのがマーベルと親友マリアのエピソードです。読書好きの間で去年話題になったエリザベス・ウェインの小説『ローズ・アンダーファイア』をほうふつとさせるような二人の女性飛行士の物語からは、友情、信頼、勇気の尊さが力強く伝わってきます。いままでMCUを観たことのない人、子どもたち、そして仕事疲れのあなた! キャプテン・マーベルを応援しに映画館にGO!

【プロフィール】♪akira
翻訳ミステリー・映画ライター。ウェブマガジン「柳下毅一郎の皆殺し映画通信」、翻訳ミステリー大賞シンジケートHP、「映画秘宝」等で執筆しています。

主演ブリー・ラーソンの“動ける美しさ”が素晴らしい

『キャプテン・マーベル』観ました。
今回クロスレビューに、ということで感想を求められたのですが、僕は正直な所、この映画の感想を述べたくないなって思ってます。

めちゃめちゃ面白かったんです。

それだけに僕が何か言うことによって「これから観る人に余計な事を吹き込みたくない」と思うくらい、そのくらい面白くてよくできた作品でした。
もし近くに観終わった人がいたら、その人には近づかずに劇場に向かってください。

予備知識があるほど楽しめる映画もあると思うのですが、本作に関しては出来たらフライヤーとか事前情報に全く触れない状態で見てほしいですね。この映画の場合、必要な事は全て本編にありますから。
外側から話をするならば、主演ブリー・ラーソンの“動ける美しさ”に着目していただきたいです。マーベル・シネマティック・ユニバース初の女性単独ヒーローとして、彼女は大切なものを備えている、と確信をもって言えます。
美しくも意志の強そうな面持ち、そして芯のある力強さを以て作中で「得て」いく過程は、あらゆる点でヒーローでした。
観てください。

【プロフィール】オサダコウジ
ガジェット通信記者。最近、二人の息子がマーベル作品にハマっています。

“とってつけた様な”女性の活躍ではなく、本質を描いている

あの“最強”との呼び声高いキャプテン・マーベルの実写化、マーベル・シネマティック・ユニバース初の女性単独ヒーロー、4月27日公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』の直前……と楽しみな要素は盛りだくさんだった本作、高い期待をさらに超えてくる素晴らしい作品です!

主演のブリー・ラーソンの凛々しさ、カッコよさ、チャーミングさの見事なバランスはもちろん、監督のアンナ・ボーデンをはじめとする女性クリエイター達が多く活躍していることが、この作品の大きな魅力。監督コンビとともに脚本やストーリーを作ったのは、ほとんどが女性の脚本家たちだそうで、ブリー・ラーソンは「脚本のドラフトを受け取った時“これは女性の視点だとは感じられない”ということが、なにもなかった」と語っていますが、おっしゃる通り、“とってつけた様な”女性の活躍を描いているのでは無く、女性の強さの本質が描かれているところが最高にクールでした。

その他、製作総指揮、衣装デザイナー、編集、音楽……とたくさんの女性が集結し完成したこの『キャプテン・マーベル』。もちろん監督のライアン・フレック、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソン、そしてスタン・リーなど、たくさんの素晴らしい男性の力もあって、今観るべきエンターテイメント作品に仕上がっています。

そして、猫のグース。猫好き大歓喜、にゃんこ大勝利。たくさんの人とグースの活躍について語りたいです。

【プロフィール】藤本エリ
今年の春、良い映画が多すぎませんか?!と嬉しい悲鳴のライター。

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