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【interview】アートを年会費1万円から共同保有できる「ARTGATE」をスタートした理由を聞く

アート、というと日本では敷居が高い印象で、身近にあるとは言い難い。とはいえ興味を持っている人も多いことだろう。そんな課題を解決するサービスがテクノロジーを用いてアートを気軽に保有するためのプラットフォームが「ARTGATE」だ。

主要株主にサイバーエージェントや見城徹氏、顧問には東急グループ創業家創業五島順氏などそうそうたるメンバーが脇を固めているこのサービスについて、代表の松園詩織氏に話を伺ってみた。

少額から共同保有が可能

Q1.「ARTGATE(アートゲート)」とは、どのようなサービスですか?

プロ監修のもと国内外から選定されたアート作品の価値を“オーナー権“として少額から購入でき、共同保有ができるプラットフォームサービスです。

「アートを買ってみたいけどなんとなく敷居が高い気がして行けずじまいだった…」「どうせ買うならプロにお勧めされる本格的なアート作品がいい」「惹かれるものがあったけど購入予算が合わない、今の自宅とマッチしない」など漠然と多くの人にあった“アート購入へのハードルを取り払いながら、自宅に飾るなどのこれまでの“所有“とはまた違った新しいアートの持ち方、楽しみ方をご提案しています。

Q2.「ARTGATE」は、どのようにしてアイデアが着想され、開発が進められたのでしょうか。開発にあたり苦労した点、工夫した点があれば教えてください。

アートの定義はとても難しく正解もないものだと思うのですが、代表の松園が元々、「ファッション感覚でカジュアルにアートを買う」「大きな美術展に訪れて楽しむ」といったレベルでアートを好きでした。経営者の先輩で本格的なアートコレクターがいらっしゃったり、現代アーティストとして活躍する友人が出来たり、仕事でアートフェアのプロジェクトを担当するなど2016年頃からアートマーケットの構造やアートの奥深さについて生の声を聞ける機会が増え、どんどんアートに対する興味が深まっていき、(中略)世界に対して大きな後れを取っている日本のアートマーケットがどうすれば盛り上がるかな」と考えたことがサービスをスタートしたきっかけです。やはりアート業界ど真ん中の生粋なアート人と、そうでない一般的な人の間にはどうしても根本的な価値観の相違やそもそもの暗黙のルールを知る知らないといった隔たりがあると考えていて、その両者がなるべくハッピーに出会える仕組みはなんなのかと考えたとき、一つの提案としてこのサービス「ARTGATE」にたどり着きました。

少額の投資でも売却権利アリ!

Q3.「ARTGATE」を利用することで、ユーザーにはどういったメリットがありますか。当サービスの強みがあればお聞かせください。また、“分散型オーナー権の仕組み”について詳しく教えてください。

ARTGATE会員様には下記のメリットがあります。
1プロのおすすめというフィルターがかかった作品に出会えます。これらは既に一定の価値がついていて高額だったり、立体の大きなもので個人では購入しても置く場所がなかったりといった、なかなか出会えなかったアート作品ばかりです。
2少額の定義は様々ですが基本的に数万円から好きなだけオーナー権購入エントリーができ、固定費用は年会費1万円だけです。作品によりますが、個人で高価なアート作品を丁寧に輸送、保管、維持するのは想像以上の維持費がかかるため、実はリーズナブルな価格設定でもあります。
3オーナー権を保有する方のみに与えられるアート体験機会があります。物理的に自宅に所有いただくことはできませんが、常に“所有感”は感じながら、実際に作品との定期的な接点を持てます。現在は、クローズドな展示イベントを予定しています。もしかしたらオーナー権保有者の方々の中で今後コミュニティも生まれていくかもしれません。
4オーナー権はアート作品の価値(販売開始時は=価格)と連動しているので、将来売却可能な価値をもっていることと同義です。

Q4.リリースを発表した後の反響はいかがでしたか?

はい。各関係者の方々もですし、各SNSでもアート好きの方からの応援や、「いつかはアートを所有してみたい、投資してみたいと漠然と思っていたけど敷居が低くなった!」というような声があって、“誰かの背中を押したい”という気持ちがこれからも通じればうれしいです。

アートをより身近なものに

Q5.事前登録受付開始にあたり、キャンペーン を展開中ということですが、詳細を教えていただけますか。

実際にアート作品を購入した場合に、1万円の年会費が発生します。今はβ版につき、プロダクト改善中で試験的なリリース状態なので8月末日までの期間中にご登録いただいた方は年会費が1年間免除となります。

Q6.今後の展開、展望があればお聞かせください。

私たちはアートテックカンパニーと自称していまして、今後アナログだったアートシーンに対して少しずつ「データ分析」や「ブロックチェーン技術」を活用した機能をリリースしていきたいと考えています。購入を考えている会員様に対しては、客観的なアート市況の情報を提示したり、そこに独自の視点をかけあわせてアルゴリズムを組んでみたり。アートにとって重要な来歴、真贋、所有者情報などをブロックチェーンにのせて管理するといったことをサービスとして実装していくことを予定しております。また、アートは世界共通なので、海外展開も展望に入れて準備しております。様々な構想があって準備もしておりますが、まずはこの共同保有という新しい仕組みの成功事例を丁寧につくって、世の中にしっかり浸透させていくことに尽力します。

ARTGATE | アートの共同保有プラットフォーム

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