狭さに勝つ!クローゼットの収納術【プロ監修】
「ウォークインクローゼット内がごちゃごちゃで、服がシワだらけ・・・」。そんな片づけビギナーさんの悩みを解決すべく、プロにとっておきのクローゼット収納術を伝授してもらいました。クローゼット内が使いやすくなるはず!
鈴木久美子
整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト。夫と2人の子供と神奈川県の3LDKマンションで暮らす。Webメディアでの記事執筆、整理収納セミナーなど多方面で活躍中。
鈴木久美子さんのHP
鈴木さんのクローゼット収納術
人が一人立てる程度の広さのウォークインクローゼットを夫婦でシェアしている鈴木さん。
画像から見て手前左がご主人、奥が鈴木さんとゾーニングしているのもポイントだそうです。
限られたスペースでもすっきりとした空間にしている秘密を探っていきましょう!
【クローゼット収納1】ハンガーポールの洋服は色で分類
左から右へグラデーションになるよう洋服をかけています。
ショップのようにおしゃれな見た目になるから、クローゼットを開けるのも楽しくなりそう!
「自分が持っている洋服の色が一目でわかるようになれば、同じ色の物ばかり買ってしまうことも減りますよ」(鈴木さん)
またハンガーはニトリの同じ形の物で統一し、スペースの節約をしているのもGood。
【クローゼット収納2】壁にタオルバーをつけて収納力アップ!
ウォークインクローゼット内の壁の空きスペースに、タオルバーをDIYで取り付けて。
パッと取れる位置だから、洋服ブラシや消臭スプレー、ご主人が毎日身に着けるベルトなど、使用頻度の高いものを吊り下げています。
フックはズレ落ちにくい無印良品のものを選んで。
【クローゼット収納3】衣装ケース内はカゴで間仕切り
幅広な収納ケース内は、間仕切り替わりにプラスチックのバスケットを入れています。
ご主人の靴下は、休日用・仕事用で分け、探しやすくして。
「すべての物を、上から見て分かる状態に収納しています。洋服だけでなく、靴下やハンカチもたたんだ輪の部分を上にするのが、スッキリ見えるポイント!」(鈴木さん)
【クローゼット収納4】予備ハンガーはポールにかけない
使っていないハンガーは、クローゼット床の空きスペースに置いてある無印良品のボックスへ。
「薄いとはいえ、何本もかかっていると、ハンガーポールがぎゅーぎゅー詰めになってしまいます。ハンガーを減らすだけで、かなりスペースの節約になりますよ!」(鈴木さん)
【クローゼット収納5】一緒に使うものは同じ場所にセットして
使用頻度の少ない冠婚葬祭グッズは、1つのボックスに入れ、クローゼット上の棚に収納。
「数珠や袱紗など、いっしょに使うものはまとめて収納すると便利です」(鈴木さん)
【Column】子供のクローゼットにも一工夫!
子供部屋のクローゼットも拝見。
部屋着や脱いだ服を一時的に入れる緑色のバスケットがポイント!
「しまわないものはココに放り込んで、と子供に伝えたら、ベッド上や洗面所などに脱ぎ散らかす回数も少なくなりましたね」(鈴木さん)
また、収納ケースのラベルもイラスト付きで文字の大きいタイプを選び、子供が探しやすくしているのもGood。
クローゼットの収納術はいかがでしたか?
スペースが限られていても、工夫次第できれいなクローゼット空間を保てます。ぜひお試しあれ!
撮影/菅井淳子
「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。
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