KDDIの家庭向けIoT『au HOME』に睡眠計測とアドバイスオプションの新サービス開始 フランスベッドと共同開発した睡眠計測機能付き電動マットレスも発売
KDDIは3月13日、『au HOME/with HOME 説明会 2019 spring』を開催。家庭向けIoTサービス『au HOME』に、睡眠計測とアドバイスオプションの新サービスを3月15日に開始することを発表しました。同サービスに対応する睡眠モニタリング機能付きの電動マットレスをフランスベッドと共同開発し、同日から販売を開始します。
睡眠の計測には、『睡眠モニター01』を使用。ベッドのマットレスの下に設置することで、睡眠時間やレム睡眠・浅い睡眠・深い睡眠の睡眠ステージ、体の動き、心拍数、呼吸数を計測します。
専用アプリ『Real Sleep』で計測結果の確認が可能。継続した5種類の指標から睡眠スコアを見ることもできます。『睡眠モニター01』の機器代金と『au HOME』の利用料金がかかりますが、睡眠計測とアプリの使用料金は無料。
睡眠データを分析し、睡眠改善を目的としたアドバイスが受けられるアドバイスオプションは、月額300円(税別)で提供。企業向けに睡眠改善プログラムなどを提供するニューロスペースが協力し、1人1人に適したアドバイスを週に1回提供するほか、保健師などの有資格者による健康電話相談が年に3回までフリーコールで利用できます。2019年8月31日まで、アドバイスオプションの月額料金が無料で利用できるトライアルキャンペーンを実施。9月1日以降も、初回セットアップから最大2か月は申し込み不要で無料で利用できます。
2019年夏には、睡眠データに基づいて起床時間をアラームするスマートアラーム、睡眠データに基づいてスマート電球やスマートカーテンで起床時や就寝時の明るさを調節するサービスの提供を予定しています。
フランスベッドとKDDIが共同開発した睡眠モニタリング機能付き電動マットレス『RP-5000SE』の発売も発表されました。リクライニングができる電動マットレスに、『睡眠モニター01』と、室内、寝床内の温湿度を計測するセンサーがセットになった製品。KDDIがパートナー企業と提供する家庭向けIoTサービス『with HOME』に加入することで、『Real Sleep』による計測結果の閲覧とアドバイスオプションのサービスも利用できます。こちらは温湿度センサーの計測結果を利用した、より精度の高いアドバイスが受けられるのが特徴。
3月15日からフランスベッドの赤坂ショールームで展示販売を開始。本体価格は16万8000円(税別)で、『with HOME』の利用に月額790円の料金がかかります。2019年8月31日まで、月額料金が無料で利用できるトライアルキャンペーンを実施するほか、9月1日以降も課金開始から最大2か月、無料で利用が可能。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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