地球は20年前より緑が豊かになっています 中国とインドのおかげなんです
とかく大気汚染などの環境問題が報道されがちな中国ですが、NASAによると地球の緑化は20年前より進んでおり、中国が地球の緑化に貢献しているとのことです。同時にインドも地球の緑化の牽引者となっています。
中国とインドで緑化が進んでいる理由は、植樹と集中農業によるものだといいます。この20年間で緑化された面積は、2000年代始めとの比較で5%増。アマゾンの熱帯雨林とほぼ同等の面積が緑化されたことになります。中国が緑化した最も大きな理由は森林保護と植樹の成果によるもので、インドでは食用作物の集中栽培にあるとしています。
NASA reports that the Earth is greener today than it was 20 years ago: https://t.co/807NNE0Hml By @trevornace pic.twitter.com/8vjzOA9kox— Forbes Science (@ForbesScience) 2019年3月1日
https://twitter.com/ForbesScience/status/1101327453782532102
インドと中国が緑に覆われているのがよくわかりますね。
一方でNASAの研究者らは、「中国やインドにおける地球の緑化は、ブラジルやインドネシアなどの熱帯地域における緑地の自然喪失を相殺するものではない」としています。
日本もそうでしたが、経済発展の過程では自然破壊をしてしまいます。しかし、ある程度経済が発展すると、今度は反動で自然保護へと風向きが変わるようです。中国やインド経済もそのステージに到達したということなのでしょう。
地球の気候がおかしくなっていることには世界中の人が気付いていますが、世界中の緑地面積が増えることで地球の気候が平穏なものに戻ることを願うばかりです。
※画像とソース:
https://www.nasa.gov/feature/ames/human-activity-in-china-and-india-dominates-the-greening-of-earth-nasa-study-shows
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