崎山つばさ「植田圭輔は赤ちゃんみたいな人」危険な撮影現場の裏側も!映画『クロガラス』初日舞台挨拶レポ

2.5次元舞台で活躍する崎山つばささんの映画初出演にして初主演作『クロガラス』の公開初日舞台挨拶が3月9日に行われ、崎山さん(黒斗役)をはじめ、植田圭輔さん(悠哉役)、最上もがさん(日菜役)の3名が登壇しました。

本作は、金さえ払えばどんな危ない仕事も引き受ける解決屋“クロガラス”の3人が金と欲望渦巻く新宿歌舞伎町を舞台に裏社会のトラブルを解決する東京アンダーグラウンド系アクションエンターテインメント。

崎山さんが、「僕にとって初主演映画ということなので並々ならぬ思いで撮りました」と挨拶すると、続く植田さんが「崎山さんの並々ならぬ想い、ひしひしと感じておりまして。この3人でしか出せないような関係性だったり、お芝居の作って行き方がちゃんとあって、印象深いです」とコメント。

しかし、最上さんが「ステージに入ってくる順番が本当は崎山さんが一番最初だったのに、植田さんが調子にのって最初に入って行って。いやいや、主演じゃないじゃんと思って(笑)」と暴露! 植田さんは「いや~、やっぱり一番が好きらしいですね。並々ならぬ想いがあって(笑)」と返し、和やかな空気でイベントがスタートしました。

ひっくり返る机にチェーンソー……の危険な撮影現場!?

――印象的なシーンは?

崎山:僕は机を蹴飛ばすシーンがあるんです。普段からよく蹴飛ばすんですけど。

植田&最上:ヤバ(笑)!

崎山:『クロガラス』の黒斗といえば机を蹴る、みたいなイメージを監督と話していて、けっこう蹴っていたんですよ。その度にスタッフさんが4人くらいでバーン!と机をひっくり返してくれて、蹴る度にもがちゃんがビックリしていました。

最上:本番なら大丈夫かなと思っていたし、ビクッとしちゃいけない役なのに、毎回恐くて。本当に人を殺めているんじゃないかみたいな勢いでやるから、あれはちょっと恐かったですね。でも、本番は頑張ったのでたぶんビクッと動いてないと思います。顔はひきつっているかもしれないですけど(笑)。

植田:僕は人生で初めてチェーンソーを握ったんですよ。ちゃんと本物だったので、本当に取扱い注意でした。夜中の2、3時くらいにあのシーンが来て。

最上:チェーンソー不機嫌タイムもあったもんね。

崎山:チェーンソー待ちね。

植田:チェーンソーの機嫌がめちゃくちゃ悪くて、なかなか電源が入らないこともあったりして苦労したので、印象深いですね。

――これからチェーンソーを使う人に向けて注意点などありますか?

植田:あれは人に向けるものじゃありません! 気をつけてください。

最上:本当に朝早くから撮影して、深夜3時くらいになってくると、みんなセリフが噛み噛みになって言えないんですよ。解決屋の事務所でのシーンが多かったんですけど、けっこう長回し(ワンカット撮影)が多かったりして、自分のセリフがなくてもその場に居なきゃいけないし、リアクションをしなきゃいけないシーンで、植田さんが顔が映っていないところでずーっと寝ていて。だから、もしかしたら後ろ姿は寝ているかもしれない。『あ、ここ寝てるかもな』と思って次から観てほしいです。

――撮影エピソードを教えてください。

最上:植田さんはどうにかして寝ちゃいけないから、ずっとぴょんぴょん跳ねたりしてました。「跳ねたら元気でるじゃん?」って言って。

植田:だから、俺は割りと悠哉まんまだよね。

――それだけ過酷だったということですね。

植田:僕は全然平気でしたよ。

最上:いや、一番寝てたから!

崎山:(植田さんは)もう赤ちゃんみたいな人なんですよ。バーッと喋って、気づいたら寝てるみたいな。

最上:
本当に。さっきまで喋ってたのに!って。

植田:たしかにそうかもね(笑)。

――解決屋チームの仲良さが今のトークで感じられます。

植田:割りと短い期間でギュッと仲良くなったよね。

最上:そうだね、あのときだけね!

崎山:こわっ!

植田:仕事人だな(笑)!

めちゃくちゃ当たる「裏社会耐性心理テスト」に震える3人

裏社会の濁流に飲み込まれた人間の本性や隠された欲望があらわになる本作にちなみ、3人の本性をあらわにする「裏社会耐性心理テスト」を実施。事前に答えた心理テストの結果が発表されました。

結果がスクリーンに映し出されると、発表されると会場からは笑い声が。

植田:ちょっと待って。これは絶対ウソだ! つばさ、見てみろ!

崎山:『表の顔と裏の顔が一番あるのは、崎山つばさ・植田圭輔』。

植田:結果的に、もがちゃん得してない?

最上:めっちゃピュアじゃん!

植田:これは裏で何か(操作が)あったな。

――実は、崎山さんと植田さんの答えが14問中13問全部同じだったんです。

最上&観客:え~!!!

――本当に何も細工していないんですよ。3人のタイプをバラけさせたかったのに、答え見て困りましたもん。

崎山:根拠はあるんですか?

植田:理由を聞かないとね。

――崎山さんと植田さんは

「論理的な思考の持ち主です。感情に流されることなく、論理的に自分をコントロールすることができます。どんな状況でもリスクと得られる結果を図り調べながら、冷静に行動ができます。逆にしっかり深く考え込むので、表社会では『話しかけづらい』『冷たそう』と周囲に気を遣わせてしまうことがありますが、弱味を見せることが命取りとなる裏社会では、有効な性質のため、裏社会で成果を上げることができるでしょう」

という分析です。

崎山&植田:喜んでいいのかな?

崎山:(植田さんに向かって)表社会だと話しかけづらいんですか?

植田:僕はけっこう話しかけやすいタイプだと思うんですけどね。

最上:(植田さんは)話しかけやすいというよりは、勝手に喋ってる!

崎山:たしかに!

最上:崎山さんは話しかけづらい。

植田:だってこんなに目が大きい人話しかけづらいよ。

崎山:関係ないでしょ(笑)。

最上:話しかけるなオーラは最初にけっこう出ていた。待ち時間とかって話すチャンスじゃない? そのときに、植田さんは大体寝ていて、崎山さんは台本を見ながら真剣な顔をしているから、絶対話しかけるなタイプだ!と思って。

崎山:あはは! そうなんだ。集中してたの!

最上:だから、ちゃんと役作りに集中しているんだろうなと思いました。

――最上さんは、

「自由を愛する人です。直感に従って本能的な行動を好み、人生を大きな冒険のような感覚で楽しむことができます。ときに、意図せず他人を傷つけてしまうことができますが、決して悪気があるわけではなく、ただ自分に対して正直なだけなので、周囲が寛容な気持ちで受け止めてくれる、愛されるキャラクターです。その半面、気まぐれで安定感に欠けるようですね。人と接する方法にムラがあるタイプです。感情のコントロールがあまり得意ではなく、ヤダな……というネガティブな感情が湧いてくるとすぐに表情に出てしまいます。なので、理不尽や不条理のある裏社会でのストレスに耐えることが難しいので、裏社会では生きていくことが難しいでしょう」

という分析結果です。

※ステージ上にへたり込む最上さん。

植田:心当たりしかないじゃん。

最上:怖いね!

――当たってます?

最上:うん。だって芸能界なんて裏社会みたいなもんじゃん? もう(その中で)生きるのがツライもん! 感情のままに生きる人間なので。2人はこの業界楽しいでしょ?

植田:そういう意味でいうと、上手いこと何か使い分けてやっているのかもしれないね。

――心理テストは合ってた?

植田:すごいですね。あんなイラストとかの4択の質問で。

――それでほぼ回答が同じだった崎山さんと植田さんは本当に仲良し!

最上:すごい! 考え方が一緒なんだね。キャラ的には全然違う感じなのに。

植田:真逆なのにね。

最上:心の奥底の部分は一緒なのかも。

崎山:闇が深いってことだ。

植田:闇が深いな~。だって今もポーズが一緒だもんな。(2人とも片手を腰に当てるポーズ)

崎山:闇深いポーズか(笑)。

崎山つばさ「ぜひみなさんのお力で先に続いていければ」

植田:なかなかやることのないような世界観の物語だったのと、こんなにひょうきんな役というのは実はあんまり回ってこないので、やっていてすごく楽しかったです。自分含め、崎山つばさくんのこういうタイプの役もなかなかないと思いますので、そういった部分でも楽しんでいただけたらと思います。

崎山:『クロガラス』はEpisode.1が本日から上映され、Episode.2が3月30日より上映されるということで、その先、3、4でもいいし、ドラマとかね! 漫画とか、ゲームとかね!いろんなところに展開していけばいいな、と思っている作品でもあるので、ぜひみなさんのお力で先に続いていければいいなと思っております。今日はありがとうございました。

2部作となる映画『クロガラス』2部作は、「Episode.1」が3月9日(土)から、「Episode.2」が3月30日(土)より、それぞれ1週間限定レイトショーにて公開。

映画『クロガラス』
公式サイト:
https://blackcrow-movie.com/

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