『翔んで埼玉』と『サムライマラソン』は 東京よりも地方でヒット! 秘訣は“美女の男装”にあり?

現在公開中の映画『翔んで埼玉』と『サムライマラソン』。一見するとまったく異なる作品ですが、実は意外な共通点があることをご存知でしょうか?ずばりこの2作では、いずれも「美人女優が男装に挑戦」しているんです! さらに、『翔んで埼玉』はタイトルの通り埼玉県が、『サムライマラソン』は舞群馬県が舞台に。両方とも東京以上に地元で盛り上がりを見せているという、最強のご当地映画でもあります。まだまだ話題の2作をチェック!

◆埼玉をとことん”ディス”る、爆笑必至のエンタメ大作!
あの二階堂ふみが、初の男性役でGACKTとボーイズラブ!?『翔んで埼玉』(公開中)

魔夜峰央の同名人気漫画を、二階堂ふみ、GACKTのダブル主演で映画化した本作。荒唐無稽かつ耽美的な独特の世界観と、埼玉をとことん”ディス”るギャグ満載の作風で、公開前から話題に!注目すべきは、実力派女優の二階堂ふみがまさかの男性役に挑戦していること。二階堂が演じるのは、東京都知事の息子にして、東京屈指の名門校・白鵬堂学院の生徒会長を務める<壇ノ浦百美>。美しいブロンドのワッフルヘアが麗しい美青年で、劇中ではGACKTとまさかのボーイズラブを熱演!?SNSでも、「二階堂ふみがかなり魔夜峰央の美少年で満足」「最高の男装が見られるので見た方がいい」と絶賛の声が多数!

さらに、映画を埼玉の27のゆるキャラが鑑賞したり、二階堂たちが埼玉県知事を表敬訪問し”謝罪”を行ったりと、風変わりなPRも話題になりました。公開日を含む週末の動員数では、堂々1位の大ヒットスタートを記録。
さらに、都道府県興行収入シェアでは東京をおさえ、3日間で最も多くの動員を獲得した劇場は”ご当地”埼玉の「MOVIX さいたま」という結果に!さすが埼玉映画!

(C)2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会

◆群馬で現在も語り継がれる、日本史上初のマラソン!平成最後の幕末エンタメ大作
小松菜奈が、男装してマラソンに参加するお姫様役に!『サムライマラソン』(公開中)

佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、竹中直人、豊川悦司、長谷川博己ら日本を代表する超豪華キャストと、アカデミー賞受賞歴を持つ世界的スタッフの集結で話題沸騰!群馬県安中市で開催された、史実に残る”日本初のマラソン大会”こと「安政遠足(あんせいとおあし)」を題材とした本作。

「行きはマラソン、帰りは戦」のキャッチコピーの通り、優勝すればどんな願いも叶う大会だったはずが、行き違いから江戸幕府に謀反の動きと捉えられてしまい、藩に刺客が放たれる事態に!ただひとり、迫る危機を知った幕府のスパイ・唐沢甚内(佐藤健)は、戦を食い止めるべく走り出す━。
本作でマラソン姿から殺陣まで披露し、これまでにない大活躍を見せているのが、ヒロインの小松菜奈。画家になる夢を叶えるため、藩を抜け出すために男装してマラソン大会に参加する、行動的な雪姫(ゆきひめ)を演じています。自ら髪を切り「熊之助」と名乗って、少しでも男らしく振舞おうとする姿にキュンとくるファン続出!?SNSでも「菜奈ちゃん可愛い!男装もかっこいい!」「お姫様姿にまさかの男装姿に、一粒で二度美味しい作品でしたね・・・」と、絶賛の嵐!

ちなみに、映画の舞台となった群馬県安中市では、地域をあげて映画PRを実施。安中藩・板倉家の家紋などが描かれたのぼり旗や「ゆかりの地マップ」の作成、さらに市役所の始終業時のチャイムを、侍をイメージしてほら貝の音に変更するなど、まさに『サムライマラソン』一色に。また、映画公開初日となる2月22日には、イオンシネマ高崎での観客動員数が全国1位、ユナイテッドシネマ前橋が全国5位と、”ご当地”群馬で大きな盛り上がりを見せています! 旬の美人女優たちの素敵な男装姿が堪能できるだけでなく、それぞれ地元民から圧倒的な支持を受ける『翔んで埼玉』と『サムライマラソン』。ぜひ映画館の大画面でご堪能を。

(C)”SAMURAI MARATHON 1855″FILM Partners GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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