香港の100km山岳マラソンで日本人選手が優勝 途中には間違った道を教えてくれる観光客の罠も
有名人だらけの『東京マラソン』で盛り上がってるところすまないが、香港で開催された100kmの山岳レースで優勝した日本人選手にも注目してやってくれないか。
先週末に香港で開催された『TransLantau』(トランスランタオ)の100km部門で、日本人選手の大瀬和文さんが大会記録を大幅に更新する12時間2分39秒で優勝した。
この大会は香港最大の島・ランタオ島を走るトレイルランニング大会で、今年が8回目。コース全体のうち8割が自然公園内の山道など走る山岳レースで、大都会香港の喧騒を離れ、美しい丘陵地帯や海岸線などを眺めながら走ることのできるレースとして知られている。
大瀬選手が出場したのは25km・50km・100km部門のうち最長の100km(より正確には102.5km)部門。鳳凰山の山頂(934メートル)を含む累積5800メートルにもなる激しいアップダウンのある山岳レースに、およそ1000人の鉄人たちが参加した。
大瀬選手は前評判通り、中国のGuomin DENG選手とフランスのAntoine Guillon選手と共に先頭集団を形成。30km付近でDENG選手がライトの不調で離脱してからはGuillon選手との競り合いになっていた。75kmを過ぎた辺りで、大瀬選手から約5分遅れていたGuillon選手が、観光客から間違った道を教えられてしまいコースロスト。より短く急なルートを走ったことで大瀬選手よりも前に出たものの10分のペナルティをもらい、結果的に大瀬選手が優勝した。
大瀬選手は2月に香港で行われたトレイルランでも合計130kmを走る部門で優勝していた。来月にはクロアチアの100マイルレースにも出場するそうだ。とんでもない鉄人がいたものだなぁ。
画像とソース引用:『Facebook』及び『scmp.com』より
https://www.facebook.com/kazufumi0804?fref=search&__tn__=%2Cd%2CP-R&eid=ARDK1mxBDd0dyrtXAaIxUPiASpWoiLZTxB2rZ2gEPNZw-d_DpjBzNWp1WM4RHXutkjzJOK4qILqg4voV[リンク]
https://www.scmp.com/sport/hong-kong/article/2188360/kazufumi-ose-wins-thrilling-controversial-translantau-100-after[リンク]
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